今日29日は、戦死した兵士を追悼するための祝日メモリアルデーに、年に数回のマンハッタンヘンジの日が重なった。
マンハッタンヘンジは、マンハッタンの西側のビル群の間に太陽が真っ直ぐに沈む様子を観測できる、碁盤目状につくられた街ならではの現象。観測できるのは年に4日間とされ、本日が初日となった。
この日は晴天に恵まれ、午後8時過ぎに真っ赤な卵の黄身のような太陽がビルの谷間に姿を現した。
もちろんニューヨーク市の公式行事ではないが、ここ数年ですっかり人気のイベントとなった。観光客に加え、帰路を急ぐニューヨーカーも、この瞬間だけは足を止めて太陽が沈む様子を固唾を飲んで見守った。