元ガンバ大阪所属選手の韓国代表FWファン・ウィジョは、プレミアリーグ(イングランド1部)ノッティンガム・フォレストから韓国1部FCソウルへレンタル移籍中。今年6月にレンタル移籍期間が終了する中、FCソウル指揮官が同選手の退団を示唆した。
ファン・ウィジョは昨年8月にフランス2部ジロンダン・ボルドーからノッティンガムへ完全移籍。ノッティンガムではプレーせず、オリンピアコスへ1年レンタルにより加入したが、今季序盤から不振に喘ぎ昨年10月下旬以降は全試合でベンチ外。今年2月にオリンピアコスとのレンタル契約を打ち切り、FCソウルへ加入していた。
すると同選手は2023シーズンの韓国1部リーグ戦で、ここまで15試合中12試合で先発出場。2ゴール2アシストをマークすると、チームも首位の蔚山現代から勝ち点11差の2位につけている。
ただFCソウルのアン・イクス監督は今月28日の江原FC戦前、ファン・ウィジョの去就に言及。「選手の意見を尊重するのが一番だ。誰もがビッグリーグに行きたいと思うし、よくあることだ」と、今季途中での退団をほのめかしたのだ。
なお選手本人は今月9日のリーグ戦後に「ノッティンガムに復帰するにしても、他のクラブへ移籍するにしても、まずは自分のコンディションを管理することが大事だね。僕はまだ何も考えていないし、具体的な話もしていない。今はただ一生懸命プレーするだけなんだよ」と、自身の去就について明言を避けている。