米国で肥満の人は増加傾向にある。疾病対策センターによると、2020年の肥満の有病率は41%を超えていた。

体重差別への反対運動は拡大しており、ミシガン州とワシントン州ではすでに禁止となった。またニュージャージー州とマサチューセッツ州でも同様の法案が提出されている。

非営利団体「太った人々の受け入れを推進する協会」のティグレス・オズボーン会長は、ニューヨークで成立した法律は「体重差別は、重大な不正行為」というメッセージを拡散するため、他の都市でも法案を承認するよう訴えている。