チャイナタウン アジア人女性刺殺事件

韓国系アメリカ人の女性がチャイナタウンにあるアパートで、メッタ刺しにされ殺された事件に関連し、親族がニューヨーク市警察を提訴した。

FOXニュースによると、被害者の叔母が遺産管理人として訴えたもので、訴状では「命の危険が差し迫っていると信じるに足る理由があったにもかかわらず、アパートに入ることも、命を救えた可能性のある警察または医療支援もしなかった」と主張。損害賠償を求めている。

昨年2月13日の未明、タクシーで帰宅したクリスティナ・ヨナ・リーさん(35)は、アパート6階にある部屋で、首や胴体など40箇所以上を刺され死亡した。殺人罪で起訴されたのはホームレスだったアサマド・ナッシュ被告(25)。警察が部屋に押し入った際、ベッドの下に隠れていた。

建物の監視カメラには、ナッシュ被告がリーさんの後を追って建物内に侵入、階段を上がるリーさんの背後をつける様子が撮影されていた。