iPhone Xや8/8 Plusの修理サポートは今後どうなる?

iPhoneを長く使うには、iOSのサポートだけでなく修理サポート状況も重要なポイントになります。

iPhoneは、販売を終了した日から5年以上7年未満の製品については「ビンテージ製品」に区分して、修理サポートが制限されてしまいます。

iPhone Xはすでに2018年9月には販売終了となっているため、早ければ2023年中にビンテージ製品扱いとなる可能性が高いでしょう。

一方、iPhone 8のほうは2020年4月まで販売が続けられていましたので、ビンテージ製品扱いとなるのは2025年頃になると予想されています。

もし、ビンテージ製品扱いになると、修理サポートは部品の在庫状況しだいとなり、部品が無くなれば純正品での修理は難しくなります。

iPhone 8/8 Plusのほうはまだ数年間の猶予がありますが、iPhone Xのほうはあと半年しかありませんので、長く使うつもりなら、まずは経年劣化が激しいバッテリーの交換を行なっておいた方がいいでしょう。

iPhone Xや8/8 Plusは結局いつまで使えるの – ついにiOS 17のサポート対象外に!?
(画像=Image:Poravute Siriphiroon / Shutterstock.com、『オトナライフ』より引用)

結局、iPhone Xや8/8 Plusはいつまで使えるの?

次期iOS 17は、2023年6月6日〜10日に開催されるApple主催の大型イベント「WWDC23」において、正式に発表されると見られています。

このWWDC23でiOS 17がiPhone Xと8/8 Plusをサポートするかどうかハッキリしますので、もし、対象外となれば、ぼちぼち買い替えを検討したほうがいいかもしれません。

iPhone Xや8/8 Plusは結局いつまで使えるの – ついにiOS 17のサポート対象外に!?
(画像=Image:developer.apple.com、『オトナライフ』より引用)

逆にiOS 17に対応するとなればしばらくは安全に利用できるので、今のうちに修理しておいたほうがいいでしょう。

とはいえ、実はこれまでもAppleはiOSに重大な脆弱性が発見された場合、セキュリティアップデートを継続してリリースしています。

たとえば、2023年1月23日にリリースされたiOS 12.5.7のセキュリティアップデートでは、なんと9〜10年前に発売されたiPhone 5sや6/6Plusがアップデート対象となっていました。

また、同時にリリースされたiOS15.7.3では2015年発売のiPhone 6sや7、SE(第1世代)がセキュリティアップデートの対象になっています。

このような事例を考えると、iPhone Xや8/8 PlusがiOS 17のサポート対象外となったからと言って、即座に危険な状態になって使用できなくなるわけではないと考えることもできます。

iPhone Xや8/8 Plusは結局いつまで使えるの – ついにiOS 17のサポート対象外に!?
(画像=Image:DenPhotos / Shutterstock.com、『オトナライフ』より引用)