台湾の粉もの料理と言えば、まずは麺や小籠包を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、グルメ大国台湾には、まだまだたくさんの粉もの系グルメが存在しています。

そこで今回は、数ある粉もの系グルメの中から、小腹が減った時にピッタリの「おやつ」にスポットを当て、選りすぐりの5品をご紹介していきます。リーズナブルでおいしい粉ものおやつを、街散策の途中にぜひお試しください。

目次
粉もの系おやつが買えるのは?
粉もの系おやつ5選

粉もの系おやつが買えるのは?

これからご紹介する粉もの系おやつは、レストランのサイドメニューとしてもよく見かけますが、基本的には市場の屋台でよく売られています。

市場には、朝市や夕方から始まる黄昏市場、それに台湾ではおなじみの夜市が含まれます。

そのほかにも、お腹を空かせた学生たちのために、学校周辺で朝ごはんと放課後の時間帯限定で開かれる屋台でも買うことができます。その中には、不定期で出現する屋台や、行列のできる人気屋台などもあります。

粉もの系おやつ5選

それでは早速、台湾に行ったら食べておきたい粉もの系おやつ5つをご紹介していきます。

1. 蔥油餅(ツォンヨウビン)

台湾に行ったら食べておきたい粉もの系おやつ5選
(画像=『たびこふれ』より引用)

蔥油餅(ツォンヨウビン)とは、小麦粉、ネギ、塩だけをまぜ込んだシンプルな生地を、麺棒で平たく伸ばし、鉄板で揚げ焼きにしたものです。

似たような食べものに「葱抓餅(ツォンズォアビン)」がありますが、これは蔥油餅よりも生地が厚めで、ヘラでひっかきフワッと焼き上げるため、見ためが少々異なります。

どちらも台湾の定番おやつのひとつに挙げられます。

2. 水煎包(スェイジェンバオ)

台湾に行ったら食べておきたい粉もの系おやつ5選
(画像=『たびこふれ』より引用)

たっぷりの肉や野菜を薄い生地で包み込み蒸し焼きにした水煎包(スェイジェンバオ)は、言わば大きな餃子のような、生地の薄い肉まんのような食べ物。

キャベツやニラなど、餡のバリエーションはお店により様々で、カリッ、モチッとした生地の食感と、ジューシーな餡のおいしさが楽しめます。

リーズナブルながらボリュームたっぷりで、街歩きのエネルギー補給にも最適です。

3. 焼餅(サオビン)

焼餅(サオビン)とは、サクサクとした食感が楽しめる中華風パイです。

ネギや切り干し大根の餡が入ったしょっぱい系の焼餅のほか、麦芽糖などの入った甘い系焼餅もあります。

台湾に行ったら食べておきたい粉もの系おやつ5選
(画像=『たびこふれ』より引用)

また、餡の入っていないプレーンの焼餅に、タマゴや豚肉、野菜などを挟んだ食べ方も人気で、おやつとしてだけでなく、朝ごはんとしてもよく食べられます。

焼きたてアツアツを食べるのがおすすめですが、冷めてしまった場合は、トースターで軽く焼くとおいしさが復活します。

台湾に行ったら食べておきたい粉もの系おやつ5選
(画像=『たびこふれ』より引用)

4. 割包(グァーバオ)

台湾に行ったら食べておきたい粉もの系おやつ5選
(画像=『たびこふれ』より引用)

割包(刈包とも書く)とは、半月形をした白い蒸しパンに、豚バラ肉や野菜、チーズなどを挟んだ台湾式中華バーガーです。

具のバリエーションはお店により様々で、野菜の漬物やパクチーなどを一緒に挟み甘めのソースがかかっているのが一般的です。

スーパーなど販売されている家庭用の冷凍割包があれば、お好みの具材を挟んで自己流割包をつくることもできます。

5. 胡椒餅(フージャオビン)

台湾に行ったら食べておきたい粉もの系おやつ5選
(画像=『たびこふれ』より引用)

胡椒餅とは、豚肉に、蔥や胡椒、八角、山椒などをまぜ込んだ生地を、パン生地で包んで焼いた一品です。

ドラム缶のような独特な窯で、こんがりと焼き上げるのが特徴で、夜市メニューの中でも高い人気をほこります。出来立てアツアツの胡椒餅は、最高においしいので、見つけたらすぐに購入することをおすすめします。

気になる粉ものおやつは見つかりましたか?甘いスイーツもいいけれど、お気に入りの一品を見つけてみては?

文・写真・ロータス/提供元・たびこふれ

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