「フランボワーズ」と「ラズベリー」は同じものです。
実はこれらは日本で言うところの「キイチゴ」を指します。
しかし、なぜそれぞれ違う呼び名があるのでしょうか?
今回は「フランボワーズ」と「ラズベリー」について解説します。
特にそれぞれ同じものなのかどうかについて説明します。

「フランボワーズ」はフランス語、「ラズベリー」は英語

「フランボワーズ」と「ラズベリー」は実は同じもの!なぜ名前が違うのでしょうか?
(画像=『FUNDO』より 引用)

実は「フランボワーズ」と「ラズベリー」は言語が違います。
同じ「キイチゴ」を指すのですが、言語が違うからこそ呼び名が違ってくるということです。

「フランボワーズ」という名前
「フランボワーズ」はフランス語の名前となります。
特にバラ科キイチゴ属の植物を指すフランス語です。
これらはフランスのお菓子に欠かせない食材として重宝されます。

「ラズベリー」という名前
「ラスベリー」は英語の名前となります。
また「ブラックベリー」も英語の名前です。
これらはバラ科キイチゴ属の植物を表す英語となります。
なお、日本に出回っているものもアメリカ産のものが多いです。
その他にはヨーロッパ産のものも多く出回っています。
近年では国内で生産されているものもある他、ロシア産やニュージーランド産、チリ産のものもあります。

「ラズベリー(フランボワーズ)」と「ブラックベリー」は別物

「フランボワーズ」と「ラズベリー」は実は同じもの!なぜ名前が違うのでしょうか?
(画像=『FUNDO』より 引用)

「フランボワーズ」と「ラズベリー」は同じものです。
しかし「ラズベリー(フランボワーズ)」と「ブラックベリー」はまた別物なので注意しましょう。

「ラズベリー(フランボワーズ)」と呼ばれる植物
「ラズベリー」はバラ科キイチゴ属に属する低木果樹のことです。
その多くはそれらの木に実る果実のことを指します。
果実は甘味と酸味があり、お酒やジャム、スイーツなどに使用されます。
バラ科の「ラズベリー」には他のバラ科と同様に棘を持つものが多いとされています。
なお、日本では約40種類の野生種が自生しているのだとか。
特に日本のものは6月~9月頃までが旬とされています。

「ブラックベリー」と呼ばれる植物
日本では同じバラ科キイチゴ属に「ブラックベリー」があります。
それらに属する低木果樹も「キイチゴ」と呼びます。
しかし、植物学上「ラズベリー」と「ブラックベリー」は別種とされているのです。
果実は「ラズベリー」と同様に甘味と酸味があり、他の品種に比べても黒いのが特徴となっています。
日本ではスイーツなどに使用されることが多いです。
また、そのまま食べられることもあるようです。

日本語だとどちらも「木苺」
日本では「ラスベリー」のことを「キイチゴ」と呼びます。
また「ブラックベリー」のことも「キイチゴ」と呼んだりします。
漢字表記では「木苺」と書かれ、特別に区別はされていません。

「ブラックベリー」のフランス語は・・・
「ブラックベリー」はフランス語で「ミュール」と呼ばれます。
「フランボワーズ」は度々耳にするのですが、あまり「ミュール」に関しては耳にする機会も少ないかもしれません。
ただ、現地のフランスでは定番の食材の1つです。
特にフランス菓子などに使用されることが多く、料理などにも活用されることがあります。

まとめ

「フランボワーズ」と「ラズベリー」は同じものです。
どちらもバラ科キイチゴ属の植物のことを指しています。
特にそれらの植物に実る果実を「フランボワーズ」や「ラズベリー」と呼びます。

これらは日本語では「キイチゴ」と呼ばれるのが特徴です。
なお、日本では「ブラックベリー」なども「キイチゴ」と呼びます。
ただ、フランスでは「ミュール」と呼ばれるため、それぞれの国によって呼び名が違う点に注意しましょう。

提供元・FUNDO

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