テレビ番組『テレビ千鳥』の放映内容をめぐる問題でテレビ朝日は5月20日、番組公式HPとSNSで謝罪した。この問題は、5月4日に放送した「春服を買いたいんじゃ」の企画内で、セレクトショップ「ステュディオス(STUDIOS)」を訪れたお笑いコンビの千鳥が、「ジョン ローレンス サリヴァン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」の服を「正面チャック2枚ち◯ぽ出し変質者」と揶揄したのが発端。同ブランドのデザイナーである柳川荒士は直ちに自身のインスタグラムで怒りをあらわにした投稿をポストしていた。

 ノブが選び大悟が試着した「ジョン ローレンス サリヴァン」のデニムパンツは、前面にウエスト部分から裾まで2本のファスナーがあしらわれたデザインで、2017年の秋冬コレクションで発表して以来、「ジョン ローレンス サリヴァン」の定番になっている1本だ。価格は49,500円で、現在もオンラインストアなどで販売中だ。

 テレビ朝日は、「ジョン ローレンス サリヴァン」に許諾を得ていなかったことを謝罪し、さらに性的表現や犯罪者を想起させるような演出表現があったことも謝罪している。この謝罪に対して納得したのか、柳川荒士は5月15日に自身のインスタグラムに「創設から20年、妥協することなく少しずつ築き上げてきたブランドイメージを、自分達の笑いの為に一瞬にして踏み躙られた事が本当に悔しい」と当該シーンとともに綴っていた投稿を削除している。今回の騒動をきっかけに千鳥が「口にチャック」をすることがないように祈るばかりだ。

文・セブツー編集部/提供元・SEVENTIE TWO

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