24cm級イワナをキャッチ
源流域付近は諦め、少し下流へくだり再入渓。この頃には気温も上がっていて、寒さや水の冷たさも気にはならず。仕切り直しの一投目。立ち位置の右手が上流で、そのまま正面の岩に流れが辺り流れが弱くなっている際へミノーをキャスト。すると、2匹の黒い影が出てきてミノーを奪い合うようにヒット。ドラグが少し出され、ゆっくり魚をいなしながらネットイン。
魚を見てみると人生初のイワナであった。今シーズンの目標でもあったイワナを釣ることができ、感無量だ。計測すると24cm程の魚だ。顔つきがカッコ良くしばし見惚れてしまう。嬉しさのあまり、イワナの写真をこれでもかというぐらい何枚も撮影。やはり初めて釣る魚種は嬉しいものだ。
20cm級アマゴも登場
次の獲物を狙いどんどん上がって行く。次のヒットは淵。お腹がパンパンのアマゴが姿を見せてくれた。20cm前後の良型に笑みが溢れる。
この日は瀬には魚が着いておらず、淵やら段差になっている流れ込み付近での釣果がほとんどであった。釣果は午前に集中しており、昼食を挟んで午後からは別の支流へ移動したのだがノーバイトで15時にはストップフィッシング。
最終釣果
最終的な釣果は、イワナ1匹とアマゴが3匹の計4匹。4匹とも20cm以上の良型揃いで満足いく釣果であった。渓流デビューの釣友は残念ながらノーフィッシュで終わったものの、この釣りはハマる!と言っていたことから、是非とも渓流の世界へ踏み込んできて欲しいと思っている。
やはり、渓流釣りの世界は奥が深く面白い。特に初めて行く渓流は物凄くワクワクする。今回訪れたような千代川水系の支流エリアは、標高も高く渓相も迫力満点。残念ながらブラウントラウトは顔を見せてはくれなかったのだが、一度は釣ってみたい魚の一つ。夏場辺りにもう一度今回の渓流へ行ってみようと思っている。
渓流釣りにハマった
最後に。素晴らしい渓流のほとりで食べるご飯は本当に美味しく感じる。今回は自ら弁当を作ってそれを持参。お湯を沸かし、弁当とラーメンを食し、仲間と釣り談義をしながらの昼食。
神秘的な大自然と、仲間との釣り談義と、自分で作ってきた手作り弁当。ここまで揃ったら美味しくないわけがない。シーズン中に後何回渓流へいけるかわからないが、既にうずうずしている自分がここにいる。
<落合浩大/TSURINEWSライター>
千代川水系の支流