未利用資源をアップサイクルし、オリジナルの発酵技術を活かして新たなプロダクトに生まれ変わらせるブランド「FERMENSTATION(ファーメンステーション)」。

自然と地域の共生を目指す、長野県茅野市にある「東急リゾートタウン蓼科」が、同ブランドのアウトドア向けボディ用ミスト「お米でできたアウトドアスプレー」の取り扱いをこの夏からスタートする。

さまざまな企業やユーザーから注目を集めている同ブランドについて紹介したい。

「FERMENSTATION」のサステナブルプロダクトが人気

「FERMENSTATION」では、岩手県奥州市の休耕田で育てたオーガニック玄米を発酵・蒸留して、エタノールや発酵粕である米もろみ粕を製作。つくり手の顔が見えるトレーサブルな原料を用いて、肌と環境にやさしいプロダクトを日々、開発している。

もちろん、石油由来原料、合成香料、合成保存料などは一切不使用。自然の恵みと発酵のサステナブルなサイクルから生まれるプロダクトは、豊かなライフスタイルを求める大人たちから人気を博している。

アウトドア活動をサポートするボディ用ミスト

同ブランドはこれまで、エタノールやハンドスプレー、洗顔石けんなどをリリースしてきた。

今回「東急リゾートタウン蓼科」で取り扱いを開始した「お米でできたアウトドアスプレー」は、化粧品グレードのアウトドア向けボディ用ミスト。岩手県産玄米から作られたオーガニックライス・エタノールをベースに、新潟の杉蒸留水、ネパール産のフェアトレード精油をバランスよく配合した、

昆虫忌避剤といわれる化学合成成分のディートは使用せず、シトロネラ・シダーウッド・ユーカリ・和ハッカなど、天然精油の香りのみを用いて屋外活動における幅広い年代の肌をサポートする。

香りの種類は、柑橘系のさわやかなレモングラスと、華やかで気品あるパルマローザの2種類。容量は80mlで、価格は各2,365円(税込)。マスクスプレーやリフレッシュフレグランスとしても使用可能だ。

心地よい精油の香りに包まれながら、この夏はキャンプやバーベキューといったアウトドアでの活動を満喫しては。

(IKKI)