冬支度として持ち込んでいるものとは?
ここからは冬の車中泊を快適に過ごすための工夫を紹介します。
なお、私は雪が降る地域での車中泊は行わないため、外気温0℃前後の車中泊を想定していますので、その点を承知の上ご覧ください。
防寒グッズは多めに持っていく
ひとつ前の見出しでは、物を多く積みすぎないことをポイントとして紹介しましたが、防寒グッズだけはその限りではないと考えています。
冬の車中泊では、海のそば、山の中、平野部などの場所によっても、時間帯によっても大きく気温が変わるためです。
また、車内は昼間、太陽の光がある場所では一気に暖かくなり、日陰ではかなり涼しくなるといった特徴もあります。
温度変化に対応できる衣類を準備しておくのが重要です。
以下は普段車内に積んでいる衣類とアイテムの一部の写真とリストです。

衣類 アイテム
おしゃれ系アウター カイロ(足用・からだ用)
マウンテンパーカー 湯たんぽ
フリース 毛布
ウルトラライトダウン 寝袋
パーカー3種類 温熱スリッパ
レッグウォーマー 電気毛布(真冬に使用)
あったか靴下 指先が開いた手袋
私の場合、ファンヒーターなどの暖房器具は積んでいません。
理由は2つあり、火器の使用が怖いこと、電気が貴重なことです。

電源が必要な電気毛布は、本当に寒さで寝られないときがあった場合のために真冬のみ積んでいますが、今まで使用したことはなく全て重ね着などで対応しています。
キャンピングカーをお持ちの方や、1泊程度の車中泊を想定していて、なおかつポータブル電源を持っている方は、電気毛布やファンヒーターを使用してもいいかもしれません。
ただし、火器を取り扱う場合は自己責任の上、十分注意してください。
0℃以下の場所では山岳用の寝袋なども視野に入れて
女性と男性では、寒さへの耐性が違うことをご存じでしょうか?
女性は男性に比べて筋肉量が少ないうえに、一度冷えると暖まりにくい脂肪が多いため、女性の方が寒さを感じやすいとされています。
実際、車内で私が使用している寝袋は快適温度5℃のものですが、10~11月の外気温5℃で自宅のようにぐっすり眠るのは難しいです。
寝袋の上に毛布とブランケットをかけ、さらに靴下やレッグウォーマーなどを履いて寝ています。
それでも朝方はさらに気温が下がり、寒さで目を覚ますことも。
真冬に車中泊を行うなら、なおさら寒さで眠れなくなることもあるでしょう。
そこでおすすめなのが、山岳用に販売されているマミー型の寝袋です。
山岳用の寝袋は、コンパクトに収納できるものも多いため、ひとつ積んでおくと安心して夜を迎えられます。
自分にとって快適な空間をつくれるかがカギ!
車内の広さは、最初から決まっています。
その決められた空間を、ゆったり過ごせるようにつくれるかが車中泊を快適にするポイントです。
紹介したものの中にはすぐに試せるものもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
ライター:きなこ
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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