FASTALERTを利用した被害状況の把握
また、今回の訓練では嬉野市役所の塩田庁舎に設置した災害対策本部事務局にて、FASTALERTなどを利用して被害状況の把握を行いました。
“行政区長や消防団がNewsDigestで報告した情報”がFASTALERTに自動で集約され、その情報を参考にしつつ、GISやクロノロジーシステム上で情報を一元管理したうえで情報のトリアージを実施。
JX通信社が訓練に参加した嬉野市職員に感想を伺ったところ、「リアルタイムかつ視覚的な被害状況を把握する手法」として有効である旨のコメントが多く寄せられたとのことです。
「身近な情報のリアルタイム共有が大切」
JX通信社の執行役員兼NewsDigest部長の田中さんと、公共戦略部課長の広兼さんは「水害・地震災害に立ち向かっていくため、人的被害を極力軽減するためには、『身近な情報を皆でリアルタイムに共有できていること』が重要」とコメント。
また「NewsDigestを利用いただくことで避難行動が迅速化・円滑化され、結果的に人的被害が軽減できるよう、今回の検証結果を踏まえて日々改善に努めてまいります」と述べました。
JX通信社は、FASTALERTについても、行政職員の業務効率化にさらに寄与できるよう改善に努めていくとのことです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000169.000005993.html
「FASTALERT」公式サイト:https://fastalert.jp/public
「NewsDigest」公式サイト:https://ugc.newsdigest.jp/about
(文・杉本 旭)