結婚相談所フィオーレが、婚活中の男女625人にラブレターについてアンケート調査を実施。異性からラブレターをもらったら「嬉しい」と感じると答えた人は全体の54.6%、‟好きな人”からであれば「嬉しい」と感じる人が42.2%となり、9割以上の男女がラブレターを受け取ることを好意的にとらえています。また、回答者のおよそ8割の男女が、手書きの手紙を「嬉しい」と感じていることがわかりました。
なぜ5月23日が「恋文の日」?
5月23日は「恋文の日」。「こ(5)いぶ(2)み(3)」と読む語呂合わせが由来となって、浅田次郎原作の映画『ラブ・レター』が1998年5月23日に上映を開始。同作品の配給元である松竹株式会社が制定したことがはじまりのようです。
ラブレターを渡したこと、ありますか?
異性にラブレターを渡した経験をたずね、回答を年代別にまとめたグラフを見てみましょう。女性の場合、世代によってそこまで大きな違いは見受けられませんが、男性は年代によって顕著な違いが……。
20代男性は「渡したことがある」という割合が少なく26.3%。そこから年代が上がるにつれて高くなっていき、40代以上では、過半数がラブレターを渡した経験があり、50代・60代男性はなんと60%以上が「渡したことがある」と回答しており、世代間に差があります。
やっぱり喜ばれる「手書きのお手紙」
男女を問わず回答者のおよそ8割が、手書きの手紙を「嬉しい」と答えています。「心がこもってる感じがする」「恋人でなくても、人から頂いた手紙は嬉しい」とのコメントも寄せられており、メールやアプリでのやりとりが主流となった現代でも、準備やきれいな文字でしたためる手間がかかった手書きの手紙が喜ばれていることは明らか。また、お付き合いに至らなかった人から受け取った手紙が思い出に残っているというエピソードも寄せられていることから、恋心を抱いていない場合でも、手書きの手紙が人の心に残ることは間違いないようです。
……ということは、ビジネスシーンでも感謝の気持ちを伝えたい場合や、信頼関係を深めたいときに手紙を手書きでしたためることが、クライアントとよりよい関係を築く一助となるかもしれませんね。