食い渋りには軽いハリ

雨が弱まり、風が冷たくなって来たタイミングで、水温も下がったのでしょうか、食いが止まりました。デリケートになった魚には、よりナチュラルに付けえさkを運ぶのが好ましいと判断し、切り札である「ナノヤマメ」を投入しました。

木郷滝自然釣りセンターでヤマメ63匹【熊本】悪天候が味方になった?ナノヤマメ(提供:TSURINEWSライター松永一幸)

サイズは変わらないですが、細軸で重さが軽いため、より自然に流れて行きます。ウキに変化が出ると同時に川底へ消し込まれました。狙い通りです。

夕マヅメにはブドウ虫

曇の影響で、光量が少なく、プレッシャーも弱い状況のため、釣れない原因を付けエサに求めました。「付けエサの好みが変わった?」と思い、時間を確認すると16時30分。

木郷滝自然釣りセンターでヤマメ63匹【熊本】悪天候が味方になった? 木郷滝自然釣りセンターでの釣りの様子(提供:TSURINEWSライター松永一幸)

悪天候のため、夕マヅメの接近に気がついていませんでした。人には分からないレベルの光量変化ですが、魚からすればガッツリの夕マヅメモードなのだと時間で再認識し、マヅメに好んで捕食するブドウ虫に付けエサをチェンジ。

同じコースをトレースして流すとすぐに答えが返ってきました。予想通り、時間帯と付けエサの不一致でした。

最終釣果

ここから、更にキープサイズを追加していくも時間切れとなり納竿。最終的に63匹の好釣果となりました。

木郷滝自然釣りセンターでヤマメ63匹【熊本】悪天候が味方になった?ポイントの落ち込み(提供:TSURINEWSライター松永一幸)

悪天候が味方になることも

絶好のロケーションを楽しみたいこともあり、いつも快晴を選んで釣行する筆者。しかし、魚の中には、悪天候が好きな種類もいたりします。魚へのプレッシャーの強弱を考えてみれば、曇りや雨の天候は、アングラーにとっては最大の味方になる場合もあると痛感しました。

木郷滝自然釣りセンターでヤマメ63匹【熊本】悪天候が味方になった?ヤマメの塩焼きを堪能(提供:TSURINEWSライター松永一幸)

しかし、安全性も低下するため、リスク対策は必要です。また、管理者が危険と判断した場合は遊漁終了となる場合があります。管理釣り場とはいえ、自然相手ですので、釣行時の天候の変化には、十分に配慮したいものです。それでも、魚の活性に合わせた釣行は、釣果も期待できて楽しいので、おすすめです。

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<松永一幸/TSURINEWSライター>

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