日本サッカー協会(JFA)は今月22日、AFCアジアカップの対戦相手であるインドネシアサッカー協会(PSSI)とパートナーシップ覚書を締結。JFAの施設で田嶋幸三会長とエリック・トヒル会長による調印式が行われた。
複数のインドネシアメディアが報じたところによると、PSSIは「インドネシアリーグの充実」、「インドネシア代表チームの練習場建設」、「女子代表チームの育成」、「審判員の育成」の4点でJFAの協力を取り付けたとのこと。
トヒル会長は「インドネシアサッカーにとって、この協力が良いものになることを願っている。女子日本代表(なでしこジャパン)の実績は素晴らしい。ワールドカップで優勝しているので、我々の女子代表の育成に協力してもらいたいと考えている」とコメントを残したという。
インドネシア代表は東南アジアでタイ代表に次ぐ強豪。J2リーグ東京ヴェルディ所属DFプラタマ・アルハンを擁しており、来年1月開催のAFCアジアカップではグループステージで森保ジャパンと激突する。
またPSSI会長のトヒル氏は、ジャカルタ出身の実業家。かつてセリエA(イタリア1部)インテルの会長を務めていたこともあり、日本のサッカーファンの間でも知名度が高い。