ゼレンスキー大統領の演説に対して、冒頭で出た質問は「もっと戦争を終わらせるための和平に向けた話し合いをしたほうがいいのではないか。広島で行われるサミットで、違和感がある」という地元RCCの質問でした。
RCCの記者の質問
「和平に向けた話し合いをした方がいい」
ロシアに言え
広島の恥!ゼレンスキー氏の表情。 こんな質問をさせてしまってウクライナの人たちに本当に申し訳ない。 pic.twitter.com/3s8B1IKgvh
— あーちゃん (@gazooai1) May 21, 2023
RCCは、侵略をされている国に対して「もっと和平の話が出来なかったのか。違和感がある」というのではなく、侵略を行っているロシアに対して言うべきでした。
そして事実関係として、ウクライナは今回G7の場を借りて、ウクライナの目指す平和への道筋「平和の公式」を招待国にも伝え続けました。
— 東野篤子 Atsuko Higashino (@AtsukoHigashino) May 21, 2023
これにはゼレンスキーも顔を曇らせて直接は答えず、「原爆資料館で見た広島の光景はバフムトに重なる」と答えていました。これが今のバフムトの状態。ほとんど原爆を落とされたのと同じです。
ロシアが「解放した」というバフムート。 OTIUAEwNa
— 国末憲人 Kunisue Norito (@KunisueNorito) May 21, 2023
こういう激しい戦争の進行中に、プーチン大統領の出てこない会議で、どんな「和平の話し合い」ができるというんでしょうか。G7各国が「無駄な抵抗はやめて侵略されたまま停戦しろ」とウクライナを説得すべきだといいたいのでしょうか。
朝日新聞は、G7諸国が核兵器禁止条約に入らないと「核廃絶への道筋」ができないと考えているようです。
朝日新聞は、アメリカが核抑止力を否定して一方的に核軍縮しないと「核廃絶への道筋」は示せないという社論なのか。プーチンは、そんな善意が期待できる相手だと思ってるの? Kmu5rTZ8R4
— 池田信夫 (@ikedanob) May 21, 2023
朝日新聞は、昔は安保条約にも自衛隊にも反対でしたが、それが既成事実になって、今は「核兵器を全部なくせ」みたいな空論しか語れない。プーチンが核を使うと脅している今、そんな話が通じるのは、平和ボケの団塊老人だけでしょう。