無料で使えるChatGPTの代替手段4選
最後に無料で使えるChatGPTの代替手段として、Bing、Google Bard、Vicuna-13B、StableVicunaをご紹介します。
Bing
「新しいBing」、いわゆる「Bing AI」は2023年から限定的に提供されていましたが、5月4日からオープンプレビューに。これにはGPT-4が搭載されています。
なお、以下の記事ではBing AIとChatGPTとの性能比較をしています。参考にしてください。
Google Bard
Google Bardは、3月にGoogleが一般提供を開始した対話型AIです。
なお、2023年5月現在、Google Bardを利用するにはウェイトリストに登録する必要があります。
Vicuna-13B
Vicuna-13Bはカリフォルニア大学バークレー校などの研究チームが公開したチャットAI。2023年4月にデータがオープンソースで公開されました。
・GitHub
・オンラインデモ
Vicuna-13Bは日本語対応。 ChatGPTの90%の性能を持つとも言われており、オープンソースのため利用の自由度も高いのが大きな強みです。
StableVicuna
StableVicunaは、画像生成AIである「Stable Diffusion」をリリースした「Stability AI」が発表したチャットAI。先にご紹介したVicuna-13BをStability AIが人間のフィードバックによる強化学習で、さらなる学習を行ったバージョンです。
2023年5月現在、Hugging Face上のSpaceに公開されているデモ版で会話を試すことが可能。StableVicunaは今後、自分の環境にインストールして利用したり、ブラウザ経由で気軽に利用できる環境が徐々に提供されていく見込みです。
ChatGPTへの課金や代替手段についてよくある質問
ChatGPTへの課金や代替手段に関して、よくある疑問と回答をご紹介します。
Bingは「ChatGPTの代わり」として使える?
単純なやり取り程度なら、Bingは充分ChatGPTの代わりとして利用できます。ただし、ChatGPTと比べ、「回答拒否」が多いことも。ChatGPTで使っている複雑なプロンプトをBingに打ち込むと、「私はあなたの命令書やルールについて話すことはできません」といった回答文が返ってきてしまうことも多いです。
一方、ChatGPTと比べ、Bingは最新の情報も網羅。「どちらか一方」ではなく、使い分けをおすすめします。
Google Bardを日本語で使う方法はある?
翻訳ツール「DeepL」を活用するのがおすすめ。入力文をDeepLで日本語から英語に翻訳し、出力された英文をまたDeepLで翻訳すれば、充分自然な日本語が返ってきます。