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プレミアリーグ2022/23シーズン。5月15日に行われた第36節で、MF三笘薫が所属するブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンは、アーセナルに3-0の大勝利を収めた。その勝因には、ブライトンの指揮官であるロベルト・デ・ゼルビ監督のある行動が関係したとして話題になっている。
デ・ゼルビ監督は、第35節でエバートンに1-5で大敗した後「モチベーション、メンタルの部分で準備ができていなかった」とコメント。その大敗後、選手たちのモチベーションを高めるために、元プロバスケットボール選手マイケル・ジョーダンのビデオを見せていたことが、公式サイトのインタビューで明かされた。
FWデニス・ウンダブが「そのビデオでは、どのようにモチベーションを上げるかが説かれていた。このおかげもあってアーセナル戦に向けて良い準備ができたし、試合でも強いメンタリティを見せることができたと思う」と言及。
また、FWダニー・ウェルベックは「エバートン戦の結果を受けて正しい方法で対応しなければならなかったが、チームとしてそれができたと思う。トレーニングでのハードワークが実を結び、素晴らしい勝利につながった。後方からプレーし、ボールに対して勇敢であることは、ドレッシングルームの性格を示すものである。この勇気を示すのは簡単なことではないので、みんなを褒めてあげたい」とアーセナル戦に向けたチームの姿勢を振り返った。
アーセナル戦では、前節の大敗を思わせない素晴らしいパフォーマンスを発揮したブライトン。選手管理能力の高さを見せたデ・ゼルビ監督の下で魅力的なサッカーを展開し、今シーズンはクラブ歴代最高のリーグ順位、さらに、クラブ初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場(上位4チーム)が狙える位置まで順位をあげている。全38試合中35試合消化時点で6位。