ステッカーを貼った車はリセールが低くなる？
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中古車買取店の担当に、ズバリ「ステッカーによってリセール価格に影響することはありえますか？」と質問。すると、意外な返答が。
「ステッカーを貼ったまま売りに来られる方もいますが、実際にはそこまで価格に影響しません。よっぽど大量に貼ってあって、剥がして売らなきゃいけないステッカーの場合は作業代程度はいただく可能性もありますが…」
「たとえば剥がした時に、日焼けのせいでステッカーがあった場所とそれ以外で色が違うなんてこともあります。しかしそういった車の場合、そもそも長く乗られているため年式が古いんですね。車本体の買取金額が高くなりにくいので、ステッカーの影響も小さくなります」
ステッカーが日焼けするほど長く乗れば、必然的に年式が古いというのは納得の話。ステッカーを貼ったことで、すぐに買取金額がガクッと下がるというわけではないことがわかりました。
ただもちろん、ステッカーが買取価格に影響するパターンもあるようです。
「高級車と呼ばれる価格帯の車両であれば、無視できない場合もあります。塗装に影響がないようにステッカーを剥がすのは大変ですし、最悪傷がついてしまう可能性も考慮して価格を決定するケースもあるからです」
「あとは可能性こそ少ないものの、濃いボディカラーの車であればステッカーは避けたほうが無難かもしれません。影響としては軽いと思いますが、日焼けが目立ちやすいのはやはり濃いめのカラーなので…」
リセール価格を見込んで選んだ車の場合、ステッカーを貼るのは避けたほうがよいかもしれませんね。
あくまで個人の自由として楽しんでOK
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好きなアーティスト、テレビ番組、キャラクターなど、さまざまな種類が販売されている車用ステッカー。
「剥がすのが面倒」という話もあったため、中古車販売という立場からみてステッカーによるドレスアップはどう思うかも聞いてみました。
「お店としては、あくまで個人の自由として楽しんでいただければと思います。販売時にも特段の影響はないので、車に愛着を持ってドレスアップを楽しんでいただければ」
過ぎたるは及ばざるがごとしといいますが、ステッカーも適度な量を適正な位置に貼るよう心がけたいものです。
文・MOBY編集部／提供元・MOBY
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