2026年までに米国・中国を中心にBEV10モデルを投入
トヨタは2023年5月10日に2023年3月期決算説明会を開催し、その中で今後のバッテリーEVの展開について新社長の佐藤恒治氏から語られました。
トヨタは2026年までに米国・中国を中心にラグジュアリーから小型車、商用車まで10モデルのBEV投入を計画と発表。
2035年に新車の二酸化炭素排出量をグローバルで50%以上低減させていく目標を実現するため、マルチパスウェイを主軸に置きつつ、進展の速いBEVについては「2026年・150万台」を基準としてペースを定めていると説明しています。
また、2023年10月26日より開催されるジャパンモビリティショー2023では、「クルマ屋が創るBEV」のコンセプトカーを出典することも明かされました。
2021年12月に公開されたコンセプトカーの市販モデルがついに登場か
トヨタが発表した2026年までに投入するBEV10モデルの中には、トヨタが2022年12月にタイで発表したコンセプトカー『IMV』が「商用車・MPV」として、2023年4月18日に上海モーターショーで公開したbZシリーズのコンセプトカー『bZ Sport Crossover Concept』『bZ FlexSpace Concept』が「SUV」として示されています。
そのほかの「ラグジュアリー」「小型車・セダン」「スポーツ」に含まれるモデルについてはシルエットや文字のみで示され、詳細については不明。ラグジュアリーにはセダンとワゴンの2モデル、スポーツにはクーペ1モデルのシルエットが描かれました。
「ラグジュアリー」の既販モデルがレクサスであることから、「ラグジュアリー」として追加されるセダンとワゴンのモデルはレクサスであることが考えられ、それはすでにレクサスが2021年12月に公開した「Lexus Electrified Sedan」が関連している可能性が高いでしょう。
「スポーツ」として追加されるBEVについては、トヨタ、レクサス、どちらのブランドであるかは明記されていないものの、レクサスであれば『Lexus Electrified Sport』、トヨタであれば『SPORTS EV』に基づくBEVになることが考えられます。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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