ブラックアイスケーブツアー
ということでここからは6月に行った際のブラックアイスケーブツアーの様子をレポートいたします。
ツアーに必要なものは、防寒装備(冬はアイスケーブツアー以外も必須なので言うまでもないですが、夏の時期に行く場合はお忘れなく!)、トレッキングシューズ。あとは両手を動かしやすいように荷物はリュックやショルダーバッグにまとめましょう。冬の時期はトレッキングシューズなどの代わりにスノーブーツでも大丈夫です。アイスケーブツアーにはシューズに装着できる滑り止め(簡易アイゼンのようなもの)とヘルメット、ヘッドランプの貸し出しが含まれているので、アイゼンやピッケルはなくても十分参加可能でした。
ツアーの起点は首都のレイキャビックから車で3時間ほどの「ヴィーク」という街で、4WD車に乗ってアイスケーブの近くまで向かいます。ケーブ近くの駐車場までは片道約1時間で、到着後はヘルメット・ヘッドランプと滑り止めを装着し、歩いてアイスケーブへ。ケーブがあるのが火山の近くということで、雪も解けた初夏の時期には真っ黒な溶岩台地が広がっていました。冬の時期はここが一面真っ白な光景になるんでしょうね。

徒歩10分ほどでアイスケーブのポイントに到着。

夏の時期は表面の雪が解けているので外観は真っ黒ですが、中に入ると白と水色と黒が入り交じった不思議な氷の景色が待っていました!




その時の天気によっても見え方は変わり、角度によっても見せる表情が変わる、幻想的なユニークな光景です。なんでもちょっと曇っているくらいの天気が良くない時の方が、洞窟の内部はきれいに見えることもあるんだとか。
夏の時期に氷が少しずつ解けていき、そしてまた冬の積雪のシーズンで氷河がつくられていくことを繰り返すので、常に洞窟の状態は変わり、1年として同じ状態が続くことはありません。来年はまた違う洞窟のポイントができている可能性もあるということで、なかなか目が離せないスポットですね。いっそう幻想的な光景が広がっていそうな、白銀の冬の時期にも訪れたいところです!
終わりに
最後までお読み頂きありがとうございました。幻想的なアイスケーブツアー、あなたもぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
文・写真・かも/提供元・たびこふれ
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