総合転職エージェントの株式会社ワークポートは「ChatGPTの利用」についてアンケート調査を実施。4割超の会社員がChatGPTの利用経験があり、その中の3割が転職活動のために利用しているということが判明しました。
調査は全国の20代から40代の男女の会社員を対象に行われました。調査期間は2023年4月21日から4月28日までとなっており、インターネット調査が使用され、有効回答者数は480人でした。
会社員の8割以上 ChatGPT「知っている」
ChatGPTの認知度の質問に対して、回答者の8割以上が「ChatGPTを知っている」と回答。会社員の中でもChatGPTは広く認知されているという結果になりました。
40%以上の会社員がChatGPTを「使ったことがある」
ChatGPTは認知されるだけではなく、普及も進みつつあるようです。今回の調査でChatGPTを使ったことがあるか聞いたところ、「使ったことがある」と回答した人は43.8%でした。
使用理由はプライベートが最多、転職活動に利用も
転職活動にもChatGPTが活用され始めています。アンケートによると最も多い回答として「プライベート」が81.0%、次いで「仕事」が41.4%と続いたなか、「転職活動」と回答した人が31.0%に上りました。
同社によると、転職活動へのChatGPTが活用方法として「志望動機の作成」、「面接の質問に対する統計的に上位の回答の取得」という声が挙がっているそうです。
9割超の人が「ChatGPTを今後も利用したい」
ChatGPTの利用がある人に今後もChatGPTを利用したいと思うかと質問したところ、「積極的に利用したい」(67.1%)、「やや利用したい」(29.0%)が合わせて96.1%となりました。ChatGPTを使った人の大半が今後も利用したいと考えているようです。