ペイディは、後払いでネットショッピングができる便利なサービスです。しかし、ペイディを使おうとしたときに「決済が承認されませんでした」というエラーメッセージが出たことはないでしょうか?
この記事では、ペイディが使えない・承認されない理由と対処法を解説します。ペイディを快適に利用するために、ぜひ参考にしてください。
AIによる不正判定でペイディの決済が承認されない際の原因・対処法
「ペイディが使えない」場合の代表的な理由は「AIによる不正判定」です。不正利用が疑われる場合に、AIによって決済が止められてしまいます。この章では、AIに決済を止められたときの、基本的な対策を解説します。
曜日や時間帯の変更で試行
AIによる判定は、時間帯や曜日によって判定結果に誤差が生じる場合があります。変えて再度決済を試みると、同じ内容でもあっさりと決済が承認されるケースがあるので、少し時間を置いてみましょう。
ペイディプラスへのアップグレード
ペイディプラスへのアップグレードを行うことで、本人確認が完了した状態となり、アカウントの信頼性が増します。よって決済が比較的承認されやすくなります。
ペイディプラスは、アプリをダウンロードしていれば、5~10分程度で申し込めます。
ペイディプラスの申し込み結果は、深夜25時(日曜は22時)以降であれば翌朝8時以降に、それ以前の時間帯であれば当日中にメールで送付されます。
なお、詳しくは後述しますが、ペイディプラスにアップグレードすると、自身の信用度や上限金額の確認も可能です。
支払方法を口座振替に変更
支払い方法を口座振替に変更するのも一案です。コンビニ払いなどと比較して、ペイディ側にとって「より確実な支払い方法」であり、AI判定でも若干優位になる可能性があります。
利用したい銀行がペイディに対応しているかどうかが不安な人は、事前に確認しておくと安心です。
ただし、AI判定はあくまで機械的なもの。判定基準は公開されておらず、口座振替にすると必ず決済が承認されるわけではない点に注意が必要です。
他の支払い方法を検討する
どうしてもAI判定を通過できない場合、クレジットカード・銀行振込・コンビニ払い・電子マネーなど別の方法で支払いを行うのも一案です。AI判定での決済不可を確実に避けたい場合は、あわせて検討してみましょう。
与信審査でペイディの決済が承認されない際の原因・対処法
与信審査とは、ペイディがユーザーの支払い能力や信用度を判断するために行う審査です。与信審査で決済が承認されない原因は、おもに以下の3つです。
・上限金額を超えた利用
・未払い請求の存在
・信用情報に問題がある
上限金額を超えた利用:上限金額の確認方法は?
ペイディの利用限度額は与信審査で決まります。利用限度額とは、ペイディで一度に利用できる金額上限のこと。利用限度額は、お買い物のたびに審査が行われるため、変動することも。
不安なときは、お買い物の前に、利用限度額を確認するといいでしょう。
未払い請求の存在
未払い請求の存在は、予審審査で決済が承認されない際の原因のひとつです。未払い請求とは、翌月10日までに支払うべき料金の支払いが滞っている状態を指します。
未払い請求があると、ペイディから督促のメールやSMSが届き、支払われない場合は遅延損害金やペナルティが発生することも。さらに、未払い請求が長期にわたると、法的処置が取られる可能性もあります。ペイディの未払いについては、こちらの記事でより詳しく解説しています。
信用情報に問題がある
ペイディの利用は基本的に信用情報は確認されません。しかし、分割払いやペイディプラスの利用には信用情報が確認されると言われています。
その他のよくある「ペイディが使えない」際の原因と対処法
ここまでに紹介したほかにも「ペイディが使えない」場合があります。Amazonやコンビニで利用したときなどです。それぞれの原因と対処法を紹介します。
Amazonでペイディが使えない:ペイディで購入できない商品もある
たとえばAmazonではペイディが利用できない商品があります。
Amazonのヘルプ&カスタマーサービスのページによると、
・Amazonギフトカードの購入
・一部のデジタルコンテンツ(Kindle本、Kindle Unlimited、Amazon Music Unlimited、Prime Video Channel以外)の購入
・提携ネットスーパー(ライフ、バロー、成城石井)での注文
・Amazonフレッシュでの注文
・定期おトク便の注文
・海外へ配送の注文
・合計額が25万円(税込)以上の注文
・Amazonビジネスの注文
といった商品・サービスの購入時は、ペイディを利用できないことが記載されています。これらの商品・サービスは、上限金額や信用情報の内容に関わらず、ペイディでの支払いはできないため注意しましょう。
コンビニでペイディが使えない:リアルカードを発行すれば購入可能
コンビニをはじめとした実店舗では、基本的にペイディを利用できません。しかし、リアルカードを発行すれば、Visaマークのある実店舗での買い物が可能に。バーチャルカードの機能をすべて利用できるため、必要な人はリアルカードを申し込みましょう。
まとめ
ペイディは手軽に申し込めて、さまざまなシーンで使える便利なサービスです。しかし、ペイディに頼り切ってしまうのはおすすめしません。いざというときのために、現金やクレジットカードなど、ほかの支払い方法を準備しておきましょう。
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
【関連記事】
・ドコモの「ahamo」がユーザー総取り! プラン乗り換え意向調査で見えた驚愕の真実
・【Amazon】注文した商品が届かないときの対処法を解説!
・COSTCO(コストコ)の会員はどれが一番お得? 種類によっては損する可能性も
・コンビニで自動車税のキャッシュレス払い(クレカ・QRコード決済)はどの方法が一番お得?
・PayPay(ペイペイ)に微妙に余っている残高を使い切るにはどうすればいいの!?