広がり始めたネオクラシック車のEVコンバート
今回動画に登場したEG型シビックをはじめとした、2000年以前に製造されたいわゆる“ネオクラシック(ネオクラ)”と呼ばれる旧車のスポーツカーなどをバッテリーEVにする試みはすでにチューニングカーの世界で広がりを見せ始めています。
トヨタなど、自動車メーカー自らが手がけることも珍しくなく、日本ではトヨタが東京オートサロン2023で公開したAE86型『スプリンタートレノ』をバッテリーEVにコンバートした『AE86 BEV Concept』のほか、日産もR32型『スカイライン GT-R』のEV化プロジェクトを始動。
非常に高価ではあるものの、一般ユーザー向けにEVコンバートのサービスを提供する事業者も存在し、補修部品の入手が困難となったネオクラ車を再生する手段として提案されています。
ネオクラの魅力には当時のエンジンによるフィーリングも含まれているため、そのフィーリングを手放すことには是非が問われるものですが、その魅力を補って余りある楽しさを与えてくれるようEVコンバートの技術が進歩すれば、カスタムの手法としてより広がりを見せていくのかもしれません。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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