今を楽しみつつ、バランスよく将来のお金を準備しよう

 今回は、お金を生命保険に払い過ぎている例を紹介した。確かに、保険は必要。でも資産形成まで保険を使ってやろうとすると、無駄にコストがかかるほか、運用効率が悪くなってしまう。保険(保障)と金融資産は良いバランスで準備したいところだ。例えば、A氏の場合、今払っている保険料の半分をNISAに回し、低コストのインデックスファンドで運用すれば税制優遇を受けつつ老後資金を準備できるだろう。

 世帯年収が高い家計ほど、出ていくお金に無頓着になりがち。「今」を楽しむのも大切だが、老後を迎えた自分にも堅実にお金を残しておくためにも、お金についてぜひとも向き合って考えてみてほしい。(400F・金谷理恵)

■Profile
金谷理恵
損害保険会社、生命保険会社、証券も扱う生損保乗合代理店を経て、現在はオンライン相談サービス「オカネコ」を運営する400F専属のアドバイザーとして活動。趣味はワインとピアノ。アマチュアピアノサークルに所属しており、年に複数回ホールで演奏することも。

提供元・BCN+R

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