しかし、債務上限を引き上げる代わりに大幅な財政支出の削減を求める共和党と交渉に応じない民主党の間で世界経済の命運を賭けたチキンゲームが繰り広げられているのが現状です。
Moody's Analytics' chief economist Mark Zandi said, a Republican plan to cut federal spending in exchange for lifting the US government's debt ceiling would lower employment and slow economic growth EnOZoMSk5I pic.twitter.com/pNlRmkdAkh
— Reuters (@Reuters) May 4, 2023
ムーディーズ・アナリティックスのチーフエコノミスト、マーク・ザンディは、米国政府の債務上限を解除する代わりに連邦政府の支出を削減するという共和党の計画は、雇用を減らし経済成長を鈍化させるだろうと述べた。
バイデン政権と共和党指導部は何度か交渉の場を持ちましたが、妥協点が見つかりません。
この件↓、今日の5者会談で平行線、進展なしだったのは事実だけど、今日の会談がそうなるだろうということは大方の予想通りですよ。悲観はまだ早いです。交渉は始まったばかり。
バイデン米大統領、G7欠席も 債務上限問題「進展なし」(時事通信)#YahooニュースAhQYhVOWmC
— 前田 耕 (Ko Maeda) (@MaedaPoliSci) May 10, 2023
バイデン氏は債務上限問題が解決するまで外遊しない決意を示しています。世界経済の命運がかかってるのだから当然です。サミットどころではありません。
バイデン氏「解決までここに残るつもりだ」…債務上限問題巡り広島サミット欠席を示唆F6Hap6r#国際
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) May 10, 2023
岸田政権はG7サミットまでにLGBT法の可決に動いていましたが、バイデン欠席となれば梯子を外された格好となってしまいます。
岸田くん:「G7でマスク外してカッコつけたいンゴ! G7までにLGBT法案を成立させてカッコつけたいンゴ!」
— Fire丸山@Boost 4.0 (@fireroadster) May 9, 2023
バイデン欠席はG7の結束を弱めることが懸念されています。
議会向けの駆け引きの一つの可能性があるとはいえ、米国大統領がいないG7の意義は大きく低下します。来年の大統領選挙に向けて米国がさらに内向きになる可能性があります。 / バイデン米大統領、G7欠席も=債務上限問題「進展なし」 #NewsPicks N5lVGTJck
— 峯村 健司 / Kenji Minemura「習近平・独裁者の決断」(ビジネス社)発売 (@kenji_minemura) May 10, 2023