目次
■オープンなブックシェルフが書斎とリビングを区切る
■秘密基地造りの3箇条

■オープンなブックシェルフが書斎とリビングを区切る

●神奈川県/T.T邸

(※その他の写真は【関連画像】を参照)

リビングに面したロフトにある仕事に没頭できる秘密基地
(画像=木の風合いを生かしたT.Tさんの隠れ家。掘りごたつ式なので狭さを感じさせない。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

テーマはニューヨークのブルックリンの1室を連想させるアーバンな雰囲気。

家をリノベーションする際、夫婦共に大好きだったインダストリアルデザインの空間にこだわったというT.Tさん。築26年3LDKの中古マンションをスケルトンにして1LDKにフルリノベーション。

壁紙を剥がしたままのコンクリートの壁、むき出しのダクト、レンガなどがヴィンテージの趣を醸し出し、それに合わせて配した家具類も2人のセンスの良さを物語っている。

リビングに面したロフトにある仕事に没頭できる秘密基地
(画像=本を手に取ってそのまま階段で読み耽ることも。、『男の隠れ家デジタル』より引用)
リビングに面したロフトにある仕事に没頭できる秘密基地
(画像=本棚の奥にデスクが見える。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

中でもご主人一番のお気に入りがロフト式の書斎だ。リビングダイニングから1mほど高くなったそこへは階段が付けられ、本が並ぶオープンシェルフが空間を緩やかに区切る役割をしている。

「2人とも本が大好きなんですが、ただの本棚を設置するのではなく、本をインテリアに生かせないかと考え、担当デザイナーに相談。収納と書斎が一体となったユニークな空間になりました」と満足そうなご主人。

棚の幅は単行本が背中合わせに並べられるサイズ。並んだ本越しに奥が覗け、籠もりすぎないのもポイントだという。

リビングに面したロフトにある仕事に没頭できる秘密基地
(画像=ワークスペースを俯瞰してみたところ。、『男の隠れ家デジタル』より引用)
リビングに面したロフトにある仕事に没頭できる秘密基地
(画像=デスクの足元は掘りごたつ式だ。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

そして造り付けのデスクがあるワークスペースは、なんと掘りごたつ式になっており、ロフト下部は廊下側からも出し入れできる収納空間にした。

右手の壁の観音開きの造作内窓は、寝室の風通しのため。

「立つと頭がぶつかる狭いスペースですが、まさに隠れ家、秘密基地って感じで居心地が良い。最近はリモートワークが増えているのでここで仕事をすると集中できるし、何より籠もって本を読むのに最高の場所なんですよ」

リビングに面したロフトにある仕事に没頭できる秘密基地
(画像=スイッチやソケット一つにもワイルド感のあるこだわりが。トータルイメージが素敵なインテリアの決め手。、『男の隠れ家デジタル』より引用)
リビングに面したロフトにある仕事に没頭できる秘密基地
(画像=廊下側から見たブックシェルフ。下は収納スペースになっている。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

■秘密基地造りの3箇条

リビングに面したロフトにある仕事に没頭できる秘密基地
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

1、高床式にしてロフトを設置。
2、ブックシェルフで空間を仕切る。
3、ヴィンテージ感を随所に。