目次
トヨタ人気車種の買取相場価格
トヨタ車の高額買取のポイント
トヨタ人気車種の買取相場価格
この様に、基本的なトヨタというブランド、メーカーのこれまでの実績からくる人気の高さに加えてハイブリッドモデルは昨今の需要の高さから高値になりやすいのです。ここからは、トヨタ人気車種の中古買取相場を見ていきましょう。
人気車種①プリウス
まずは、プリウスになります。トヨタが誇る世界初のハイブリッド量産車であり、発売から何年もたった今でもハイブリッド車の代表格とも言える車種です。
プリウスの主な特徴としては、環境に配慮したエコカーであること、低燃費・省エネ性能に優れていること、スペース効率が良く乗り心地が良いことが挙げられます。燃費性能に関しては突出していて、リッター20㎞以上を常時可能としているほどです。
また運転しやすく操作も簡単であるため、初めてのハイブリッド車としても人気があります。中古車市場においても、プリウスは需要が高く、買取相場も比較的高い水準で推移しています。グレード全体の買取価格は180万円から360万円程度のようです。
人気車種②アルファード
続いては、アルファードになります。高値になりやすい車種の中でも名前が出たようにこちらもプリウスと並んで人気の高いモデルになっていて、トヨタ自動車が製造・販売するミニバンの中でも最上位のLLサイズモデルです。
高級感のある内装が特徴で、かつ大型の車両でありながら運転がしやすく操作性が良いと評価されています。ハイブリッド車種も用意されていて燃費が良く、エコカー減税の対象になるためファミリー層から大きな支持を得ています。
中古買取相場はグレードが多いことから幅が広めになっているものの、一般的には250万円前後から買取が開始されることが多く、上級グレードやハイブリッド車種は高値が付きやすい傾向にあります。
人気車種③ヴェルファイア
トヨタが製造しているミニバンのヴェルファイアは、高級感のあるデザインと充実した装備が特徴的な車種です。先にご紹介したアルファードの兄弟車という位置づけになっており、そろってファミリー層を中心とした人気を集めています。
特徴的なフロントマスクには大型グリルやメッキ加工が施されており、内装には高級感のある本革シートを採用、走行性能においてはV6エンジン搭載車は0-100km/h加速が7秒前後と非常に高性能で、直4エンジン搭載車でもスムーズな走行を可能にしています。
新車の価格帯が337万円から737万円と広めになっており、中古車の平均買取相場は270万円前後といったところで落ち着いています。3年から4年程度、走行距離は7万キロほどの中古車が多い模様です。
人気車種④ヴォクシー
ヴォクシーは7人乗りのミニバンサイズでありつつ、程よいボディサイズのモデルとして展開されています。先にご紹介したアルファードやヴェルファイアと比べても一回り小柄で、小回りに優れた走行性能になっています。
衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」を全車に標準装備しており、グレードの高いモデルもラインナップされています。例として2017年式のヴォクシーの場合、走行距離が1万キロメートル程度であれば約200万円前後で取引されています。
人気車種⑤ノア
2001年にリリースされたノアも人気の高い車種の1台です。車内空間が広く荷物も多く積載できることが特徴となっており、車高が低く車体がコンパクトであるため取り回しや駐車がしやすいというメリットもあります。
こちらもハイブリッド車が登場してからはますます人気が高まっていて、S、Si、ハイブリッドSiシリーズは特に人気です。平均的な相場価格は200万円から300万円程度となっています。
人気車種⑥ハイエースバン
車でバンといえば商業用、社用車といったイメージがつきがちで、実際多くのビジネスシーンで活躍している人気車種の一つでもあります。トヨタのハイエースに関してはデザイン性にもこだわられ、普段使いも出来る有用性を獲得しました。
大柄なバンという事で乗り心地が良く、長距離移動でも疲れにくいという利点があります。平均査定額は180万円から230万円前後で推移しており、燃費の良いハイブリッド車や軽商用車などに需要が移ることもあるため買取相場は常に変動しています。
人気車種⑦エスティマ
ミニバンのエスティマは、上質で快適な乗り心地と広々とした室内空間が特徴的な人気車種です。初代モデルは1990年に発売されていて、現在は3代目のエスティマハイブリッドモデルが販売されています。
ミニバンにおいて初のハイブリッドモデルが登場したシリーズでもあり、中古価格は2019年モデルのエスティマハイブリッドGエディションで約330万円から370万円程度、同じ年式のエスティマハイブリッドAerasで約300万円から340万円程度です。
人気車種⑧ハリアー
高級クロスオーバーSUVとして展開されているハリアーも人気です。1997年に初代モデルが発売されました。最新の3代目モデルは2019年に発売され、高い起動性能と燃費に合わせて先進的な安全装備や快適装備が充実しています。
グレード全体の買取価格は、2022年式で210万円から660万円前後です。ハリアーZレザーパッケージだと、走行距離によって320万円から440万円の間で推移しています。
トヨタ車の高額買取のポイント
世界的にもシェア率及び人気が高いトヨタですし、基本的に国産車というのは性能面で信頼が置かれているのである程度の金額で買い取ってもらえるのは間違いありません。ただ、高価買取をしてもらいたいならコツを押さえる必要があります。
ポイント①複数の業者へ査定を依頼
まず、複数の買取業者へ査定を依頼するようにするのがおすすめです。買取業者も今回ご紹介したものと他にも様々ありますし、それぞれで査定をする際の仕方も違っている以上、提示される査定額も全く同じとは限りません。
1社のみに依頼をしたとしても、そこで提示された査定額が相場よりも高いかどうかを知ることができません。2社以上に査定をしてもらう事で、初めて査定額の比較が可能になりどちらの方が高く買い取ってくれるかを知れるのです。
ポイント②査定前に掃除をしておく
続いて大事なポイントになるのが、車体本体を綺麗に掃除しておくことです。どんな買取業者に査定を依頼する場合であっても、実際に査定をするのは人間である事は変わりません。当然ながら、汚れているよりもきれいな見た目の車の方が印象が良くなります。
査定額を最も大きく左右するのは車種とされていますが、見た目の印象も非常に大切で車種に準じて重視されるとも言われています。よって査定に出す前に、車内も外部も綺麗にして良い印象を持ってもらえるようにしましょう。
ポイント③事前に買取相場をチェック
査定に出す前に買取相場のチェックをするのも重要です。車の買取相場を調べることで、自分が所有する車の適正な価格を把握可能になります。そのため、買取業者から提示された査定額が妥当な価格であるかどうかを判断することができます。
また買取業者から提示された査定額に対して、交渉に発展させやすくする事も出来ます。査定額が妥当でないと感じた場合には買取相場を根拠にして交渉することができるので、適正な価格で買い取ってもらうためにも事前チェックは必須といえます。
ポイント④高く売れる時期を狙う
もう1つ、高く売却ができるタイミング、時期を狙うというのもコツといえます。例えば、ハイブリッド車やSUVなどの人気の高い車種は需要が高く供給が少ないため、相場が高くなります。一方で年末や3月の決算期などは車を買い替える人が多く、需要が増えます。
そのため、この時期に売却すると高値がつきやすい傾向があります。また、新型車が発売される時期には前モデルの需要が落ちますので、その前に売却することで高値がつきやすいのもトヨタだけではなく車全てに言えることなので、タイミングを重視しましょう。
