都内でオリジナルクラフトビールが味わえる店「Ottotto Brewry」に、この春新たなビールが誕生した。

愛媛県産清美オレンジをたっぷり使った爽やかなビールは、日々暑さが増すこれからのシーズンにぴったり。提供は「Ottotto Brewry」浜松町店、淡路町店、渋谷道玄坂店の3店舗のみ。数量限定でなくなり次第終了となるため、気になった人は早めに足を運んでほしい。

飲みやすさ抜群の「清美オレンジエール」

今回登場した「清美オレンジエール」は、爽やかな甘さが特徴の愛媛県産清美オレンジを使用したビール。コリアンダーやナツメグもブレンドし、スパイシーな風味をアクセントとしてプラスした、すっきりした飲み口の1杯だ。

清美オレンジエール ハーフ ¥770/レギュラー ¥1,050/ビッグ ¥1,700*、ABV4.0%、3.0IBU coler 6.0EBC

清美オレンジエール ハーフ ¥770/レギュラー ¥1,050/ビッグ ¥1,700、ABV4.0%、3.0IBU coler 6.0EBC

コロナ禍を経て高まったオリジナルクラフトビールへの想い

「Ottotto Brewry」の醸造所は東京・港区にある。同醸造所内には、オリジナルビールを味わえる店舗が併設。同店は今でこそ、ビールを楽しみたい人々で連日賑わっているが、コロナ禍の影響が強かった数年前は幾度となく臨時休業に追い込まれ、ビールの製造もストップするなどの影響を受けた。

同醸造所では、当たり前のように製造していたビール醸造ができなくなったことで、あらためて「オリジナルビールを楽しんでほしい」という想いを強く抱くように。

そのためコロナ禍にあっても、イチゴやキウイといった日本の季節や旬を感じることができるビールの醸造にチャレンジ。今回の「清美オレンジエール」にも、同醸造所が苦難の中で得た知識や技術が活きている。

ブリュワリースタッフの北山修氏は、今回のビールの味わいについて次のようにコメント。

「あまり糖分を食べない酵母を使用し、オレンジの爽やかな甘さが残るように醸造しました。

実際に清見オレンジから果汁を搾る作業はなかなか大変でしたが、そのおかげかフレーバーや酸味など、しっかりとオレンジ感のあるビールに仕上がっているのではないかと思います(後略)」

蒸し暑い日は、都内でもここでしか味わえないクラフトビールで乾杯と決め込んでみては。

(IKKI)

浜松町店の価格/店舗によって価格は異なる