来たる5月15日(月)・16日(火)、東京・南青山の「INTERSECT BY LEXUS – TOKYO(インターセクト・バイ・レクサス トウキョウ)」脇に、FCEV(燃料電池車)の電力を活用した移動式カフェが登場する。

同カフェでは、ル・マン24時間レースなどで活躍するレーシングドライバー、小林可夢偉選手がすべてにこだわり抜いたエスプレッソが数量限定で提供される。

エスプレッソとクルマづくりに通じる共通項

意外な組み合わせにも思えるレーシングドライバーとエスプレッソだが、小林選手はレース前に必ずエスプレッソを味わい、気持ちを切り替えながら集中力を高めていくという。

そして、サーキットでチームメイトと飲むうちに、エスプレッソに関わる“すべて”にこだわるようになり、自分が飲みたいと思う1杯を追い求めるようになったそうだ。

今回提供されるエスプレッソは、豆の種類や炒り方、淹れ方、コーヒーマシンなど全方位でこだわり抜いた自信作。さらに、味わう場所や空間、時間にも想いを馳せ、微調整を繰り返して仕上げていったという。

その過程はクルマづくりにも通じるという小林選手は、「レーシングカーもまさに、こことここのいい部分をミックスして、自分のこだわりを出しながらセッティングしていく。そういう過程が互いに通じるところ」と語る。

電力の供給源は世界に2台しか存在しないタンドラFCEV

小林選手の自前だというお洒落なトレーラーや、コーヒーマシンを動かす“電力”も、譲れないこだわりだ。

トレーラーを力強く牽引し、電力まで供給するのは、トヨタの大型ピックアップトラック「タンドラ」をベースとしたFCEV。水しか排出しないゼロ・エミッションのタンドラは、世界に2台しか存在しない特別な車両だ。

この移動式カフェは、先月開催されたスーパーフォーミュラ第1戦・第2戦の富士スピードウェイ、第3戦の鈴鹿サーキットにも出現。

「この場所でしか味わえない、とっておきの一杯を楽しんでもらいたい。サーキットをお洒落な場所にしていきたい」というのが、小林選手の想いだ。

来たる6月、100周年を迎えるル・マン24時間レースにおいて、チーム6連覇を目指す小林選手。世界のトップドライバーがこだわり抜いたエスプレッソは、わざわざ味わいに行く価値があると言っていいだろう。

こだわりのエスプレッソ体験@INTERSECT BY LEXUS – TOKYO
日時:5月15日(月)・16日(火)両日の14時~17時頃
※提供数が無くなり次第終了
所在地:東京都港区南青山4-21-26
アクセス:東京メトロ「表参道駅」A4/A5出口より徒歩3分

(zlatan)