赤ちゃんが腕に抱いているのは、ぬいぐるみではなく生きている赤ちゃん猫です。その足元にはお母さん猫がいて、我が子を取り戻そうとしてヤキモキしています。
何度も赤ちゃんに、赤ちゃん猫を返して欲しくてやんわりとアプローチしています。
あくまでも冷静に赤ちゃんに近づいて、そしてとても冷静に赤ちゃんの手に抱かれた赤ちゃん猫の首をくわえてそのまま自分の寝床に戻っていきました。
この母猫の素晴らしいところは自分の大切な子供を人間の赤ちゃんから取り返そうとしても応じてもらえないことに対しても決して赤ちゃんのことを傷つけたりしようとしなかったことでしょう。
猫の赤ちゃんも人間の赤ちゃんもどちらも怪我なく、この場が収められてホッとしました。