梅田スカイビルB1Fの「中自然の森」にて、5月26日(金)から6月4日(日)の期間、ゲンジボタルの放流が行われる。大人のデートにもぴったりの風流なイベントだ。
大阪・梅田で初夏の風物詩「ホタル」が見られる!
梅田スカイビルが「ホタルの放流」を行うのは、今年で27回目。コロナ禍には開催が見送られたものの、開催年には同施設の初夏の風物詩として親しまれ、多くの人々を魅了してきた。
今年は5月26日(金)から6月4日(日)までゲンジボタルを放流。金・土・日曜日は混雑を避けるため、各日18時から「中自然の森」前の広場にて先着500名に整理券の配布を行う。
平日の仕事帰りにふらりと立ち寄ったり、あらかじめ週末に予定を立てたりして、ホタルの灯りに癒されよう。
会場は“鎮守の森”を想起させる「中自然の森」
放流の会場となるのは、およそ2,100本の木々が植えられ、大滝や渓流など、通常都会では目にすることのない風景が広がる「中自然の森」。
古来より日本の集落には必ず神社があり、その敷地内には樹木が茂っている。そしてこのような森は“聖なる森”として扱われ、木々の伐採が禁じられてきた。
同施設の「中自然の森」は、集落の人々の結束のシンボルである“鎮守の森”を参考にすることによって、人と自然の強い結びつきを表している。
春はヤマザクラが一斉に咲き誇り、秋は紅葉が色づくなど、四季の移ろいをダイナミックに感じることができる貴重な場所だ。
ホタルが自然繁殖する環境を目指して
「中自然の森」では、水質の管理を通してホタルの育成に取り組んでいる。
ホタルの自然繁殖を目標に、エサとなるコケやカワニナを入れているほか、毎年、成虫を放流。都会における“生物多様性”を目指し、訪れる人々に自然に触れてもらえるような環境を作る努力を続けている。
生命の尊さと美しさ、そして同時に儚さを教えてくれるホタル。都会に広がる「中自然の森」で、神秘的な灯りに見惚れてみたい。
ホタルの放流
期間:5月26日(金)〜6月4日(日)
時間:19時30分~22時
場所:中自然の森・もみじ谷
所在地:大阪府大阪市北区大淀中1-1-88 梅田スカイビル B1F
※天候などの状況によってはホタルが見られない場合もある
(IKKI)