目次
3列7人乗り車のボディタイプ別特徴とメリット・デメリット
7人乗りの車 国産・外車39車種【価格の安い順一覧】
トヨタの7人乗り【全7車種】
レクサスの7人乗り【全1車種】
日産の7人乗り【全4車種】
ホンダの7人乗り【全4車種】
マツダの7人乗り【全1車種】
三菱の7人乗り【全2車種】
メルセデス・ベンツの7人乗り【全3車種】
BMWの7人乗り【全3車種】
アウディの7人乗り【全1車種】
フォルクスワーゲンの7人乗り【全2車種】
ボルボの7人乗り【全1車種】
ランドローバーの7人乗り【全4車種】
プジョーの7人乗り【全1車種】
シトロエンの7人乗り【全1車種】
キャデラックの7人乗り【全1車種】
テスラの7人乗り【全3車種】
3列7人乗りモデルの今後はどうなる?
3列7人乗り車のボディタイプ別特徴とメリット・デメリット
ミニバン:7人乗りとして一般的なボディタイプ
ミニバンは3列シート7人乗り車種として、もっとも一般的なボディタイプです。
箱型ボディが多いミニバンにおいては、ミドルクラス以上のボディサイズであれば、3列シートも十分な広さの膝周りを確保することができます。また、2列目が左右独立式のキャプテンシートであれば、シートを倒すことなくウォークスルーで3列目シートへの乗り込みが可能です。
反面、室内の広さを確保するため車高が高くなるため、走行安定性が悪くなるというデメリットもあります。ミニバンは多人数で乗るファミリーカーとしてはおすすめですが、フラットな走りを楽しみたいというドライバーには向いていないかもしれません。
コンパクトミニバン:小回りと燃費のよさが魅力
コンパクトミニバンは、2001年発売のホンダ「モビリオ」以降に一般化したボディタイプです。
ミドルクラスのミニバンと比較すると小回りが利いて、燃費もいいというメリットがあります。デメリットは、3列目の空間を広く確保できないことです。
大人7人がフルで乗車するには厳しいですが、幼児や小学校低学年くらいの子どもであれば3列目の狭さも問題にならないので、ファミリーカーとして高い人気があります。
ステーションワゴン:7人乗りは現行モデルではマイナー
3列シート7人乗りのステーションワゴンとしては、かつて販売されていたマツダ「プレマシー」やトヨタ「ウィッシュ」などが代表的な車種として挙げられますが、現行モデルではほぼ存在していません。
ステーションワゴンはミニバンと比較して車高が低いため、走行安定性が高いというメリットはありますが、3列目の空間を広く確保することができないので、恒常の7人乗り車には向いていなかったようです。
SUV:近年急速な人気に
3列シート7人乗りSUVは、近年急速に市場規模が拡大しています。国産車ではマツダ「CX-8」が売り上げを伸ばしているほか、輸入車でも続々と3列シート7人乗り新型SUVの市場投入が始まっています。
3列シート7人乗りSUVはオフロード性能が高い車種が多く、走りを楽しむのに向いているという点がメリットです。
デメリットは7人乗りミニバンと比較して3列目の空間を広く確保できないこと。そのため、3列シート7人乗りSUVは、普段2~5人で乗ることが多いという層に人気があるようです。
7人乗りの車 国産・外車39車種【価格の安い順一覧】
価格順位 | メーカー名 車名 | ボディタイプ | 新車価格 |
1 | トヨタ シエンタ | コンパクトミニバン | 185万~258万 |
2 | ホンダ フリード | コンパクトミニバン | 218万~258万 |
3 | 日産 NV200バネット | ワゴン | 240万 |
4 | トヨタ ノア | ミニバン | 259万~335万 |
5 | ホンダ ステップワゴン | ミニバン | 271万~364万 |
6 | 三菱 アウトランダー | SUV | 273万~314万 |
7 | トヨタ ヴォクシー | ミニバン | 284万~335万 |
8 | マツダ CX-8 | SUV | 295万~467万 |
9 | トヨタ エスクァイア | ミニバン | 299万~338万 |
10 | 日産 セレナ e-POWER | ミニバン | 300万~380万 |
11 | ホンダ オデッセイ | ミニバン | 312万~431万 |
12 | 日産 エクストレイル | SUV | 324万~348万 |
13 | ホンダ CR-V | SUV | 356万~419万 |
14 | 日産 エルグランド | ミニバン | 370万~556万 |
15 | トヨタ ランドクルーザープラド | SUV | 378万~553万 |
16 | トヨタ アルファード | ミニバン | 391万~760万 |
17 | トヨタ ヴェルファイア | ミニバン | 391万~760万 |
18 | 三菱 デリカD:5 | ミニバン | 402万~447万 |
19 | フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン | ミニバン | 406万~460万 |
20 | シトロエン グランド C4 スペースツアラー | ミニバン | 420万~460万 |
21 | フォルクスワーゲン シャラン | ミニバン | 420万~540万 |
22 | BMW 2シリーズ グランツアラー | ミニバン | 423万~531万 |
23 | プジョー 5008 | SUV | 426万~507万 |
24 | ランドローバー ディスカバリースポーツ | SUV | 450万~710万 |
25 | ランドローバー ディフェンダー | SUV | 589万~820万 |
26 | メルセデス・ベンツ Vクラス | ミニバン | 781万~930万 |
27 | レクサス RX | SUV | 796万 |
28 | ボルボ XC90 | SUV | 834万~1,139万 |
29 | ランドローバー ディスカバリー | SUV | 877万~1,002万 |
30 | ランドローバー レンジローバースポーツ | SUV | 936万~1,921万 |
31 | BMW X5 | SUV | 938万~1,036万 |
32 | メルセデス・ベンツ GLE | SUV | 954万~1,170万 |
33 | アウディ Q7 | SUV | 957万~1,020万 |
34 | テスラ モデルY | EV・SUV | 不明 |
35 | テスラ モデルS | EV・セダン | 989万~1,229万 |
36 | テスラ モデルX | EV・SUV | 1,059万~1,299万 |
37 | BMW X7 | SUV | 1,099万~1,603万 |
38 | メルセデス・ベンツ GLS | SUV | 1,263万~1,669万 |
39 | キャデラック エスカレード | SUV | 1,377万 |
7人乗りSUVが増加傾向。ランキングの半分がSUVという結果に
今回取り上げた39車種のうち、半数がSUVという結果となりました。近年では3列7人乗りを前提としたSUVや、これまでの仕様にプラスして3列7人乗りモデルをラインナップするSUVが増加傾向にあるといえます。
また、価格分布を見ると、SUVはランキング下位=価格が高い傾向にあります。これは3列7人乗りSUVが実用性と高級感を兼ね備えたモデルとして人気があるからといえるでしょう。
7人乗れる車が欲しいけどミニバンじゃ嫌だ…というユーザーの心をうまく捉えているといえます。
ベンチシートかキャプテンシートかにも注目
6人~8人乗りの車の場合、シートが3人がけか1人がけかという点にも注目しましょう。
一般に、3人がけの場合は「ベンチシート」となり、横長の1つのシートで3人が座ることを想定しています。シート自体は1つとなるため、車両本体価格が安くなります。
ベンチシートに対して1人1席を設ける「キャプテンシート」の場合は、定員分のシートが必要となるため、車両本体価格が高くなります。
また、最近では欧州車を中心に、7人乗りであっても全てが独立したキャプテンシートとしているモデルもあるようです。
【迷ったら】2列目にチャイルドシートを付けるかを考えよう
8人or7人乗りミニバン、どちらにするか迷った場合、3列目シートに人を乗せることが多いかどうかを考えるのがおすすめです。
特に小さな子供がいて、2列目にチャイルドシートを付ける場合、2列目がベンチシート(3人がけ)だと3列目へのアクセスが億劫になります。
このように、実際の使用シーンを想像すると車選びがしやすくなります。
トヨタの7人乗り【全7車種】
アルファード
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 391万~760万 |
中古車相場価格 | 304万円 |
トヨタ アルファードは兄弟車「ヴェルファイア」とともに、トヨタのフラッグシップミニバンです。ボディが大型のため3列目シートの居住性は高く、2列目が左右独立のキャプテンシートになっているため乗降性にも優れます。
乗員全員がくつろいで座ることができるミニバンを選ぶのであれば、アルファードはかなり魅力的な選択肢といえるでしょう。
アルファードの口コミ評価
- 外装が豪華
- 内装の質感に満足
- ドライバーでも後席に座りたくなるほど乗り心地はいい
- 燃費は悪い
ヴェルファイア
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 391万~760万 |
中古車相場価格 | 251万円 |
トヨタのフラッグシップミニバンとなるヴェルファイア。3列シート7人乗り車では、全席で広い足元空間が確保されており、姉妹車であるアルファードと同様に3列目シートは居住性に優れています。
ヴェルファイアの口コミ評価
- 迫力のあるフロント
- 高級感に満足
- 車酔いしやすい人にもおすすめできる乗り心地
- 剛性を感じられる走り
- 価格はかなり高め
ヴォクシー
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 284万~335万 |
中古車相場価格 | 159万円 |
トヨタを代表するミドルクラスミニバン・ヴォクシー。アルファードなどの大型ミニバンと比較すると車内はさすがに狭く感じますが、このクラスのミニバンとしては他社と比較しても平均的な広さです。
3列目シートの広さもアルファードやヴェルファイアには劣るものの、子どもが乗る分には十分な広さ。そのため、ファミリーカーとしても数多く使用されています。
ヴォクシーの口コミ評価
- 存在感のあるエクステリア
- インテリアの質感は若干チープ
- 積載性と乗降性に優れ、価格も手ごろなためファミリーカーに最適
- 加速が優秀でエンジンが静か
ノア
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 259万~335万 |
中古車相場価格 | 152万円 |
トヨタのミドルクラスミニバン・ノア。ヴォクシーとは姉妹車の関係にあります。ヴォクシーとはデザイン以外にほとんど違いがなく、3列目シートの広さや使い勝手も同等なため、ファミリーカーとして十分活用できます。
ノアの口コミ評価
- シンプルで満足感のあるエクステリア
- インテリアの質感は高くない
- 可もなく不可もない走り
- デザイン・装備・使い勝手が考え抜かれた、全体的によくできたミニバンという印象
エスクァイア
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 299万~338万 |
中古車相場価格 | 229万円 |
エスクァイアは、ノア・ヴォクシーの姉妹車です。3列シート7人乗りミニバンとしての性能はノア・ヴォクシーと変わりませんが、内外装の高級感が増しており、価格は高めです。
エスクァイアの口コミ評価
- フロントが個性的でかっこいい
- ほどよい高級感の内装
- 安定した走り
- 装備の割に価格が少々高めなので、ヴォクシー・ノアの方がお得感がある
- サイズの割に燃費がいい
シエンタ
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 185万~258万 |
中古車相場価格 | 131万円 |
7人乗りでは最も安価なシエンタ。3列目シートはコンパクト・ミニバンのため狭く大人7人の長時間乗車は厳しいです。緊急用かファミリーユーザーで常に子どもを乗せると割り切れば最適な選択肢となるでしょう。
シエンタの口コミ評価
- 遊び心のあるデザイン
- スタイリッシュでパッケージングに優れたインテリア
- 必要十分なエンジン性能
- ハイブリッドは燃費が優秀
- 狭い3列目シートはあくまで緊急用と考えた方がいい」
ランドクルーザープラド
新車車両価格 | 378万~553万 |
中古車相場価格 | 326万円 |
ランドクルーザーのライトデューティであるランドクルーザープラド。
3列目シートの広さは問題ないのですが、スペース確保のため座面が低い点が気になります。背の高い人が座ると、太ももと座面の間にかなりの隙間ができ、リラックスして座るのは難しいかもしれません。
しかし、低い座面は小さい子どもには優しい設計。3列目は子ども用と考えて使うのであれば十分に活かせるでしょう。
ランドクルーザープラドの口コミ評価
- 存在感のある厳ついエクステリア
- 室内の質感はランクルに劣る
- 街乗りなら十分な走行性能
- 同乗者に褒められることが多い乗り心地。長距離運転では眠くなってしまうほど
レクサスの7人乗り【全1車種】
レクサス RX450hL
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 796万 |
中古車相場価格 | 361万円 |
現行モデルは4代目となるレクサスの高級クロスオーバーSUV・RX。3列シート7人乗り仕様車は、最上級グレードのRX450hLのみです。
大型のボディゆえに3列目シートも十分な広さが確保されており、高級感のある内装と相まって、快適性はかなりものです。
RX450hLの口コミ評価
- ほれぼれするエクステリア
- インテリアはさすがのレクサスクオリティ
- クルーズコントロールが優秀
- 適度に固めで不快な突き上げ感のない、総じて良い乗り味
日産の7人乗り【全4車種】
エルグランド
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 370万~556万 |
中古車相場価格 | 149万円 |
日産の高級大型ミニバン・エルグランド。大型のボディは余裕のあるレイアウトを可能とし、3列シート7人乗り車では全席で広い足元空間を確保しています。
3列目シートは最大240mmのスライドも可能としているので、乗る人の体格に合わせて調節することが可能です。
エルグランドの口コミ評価
- どっしりとした存在感のあるエクステリア
- 品良くまとまったインテリア
- 乗り心地に関してはこのクラスのミニバンとして最高レベル
- 燃費は期待できない
- 価格の割に装備が貧弱
セレナ e-POWER
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 300万~380万 |
中古車相場価格 | 144万円 |
日産を代表するミドルクラスミニバン・セレナ3列シート7人乗り車が設定されるのはセレナ e-POWERのみで、その他は8人乗りとなっています。
セレナ e-POWERは、2列目シートが左右独立のキャプテンシートとなっており、3列目シートへの移動もウォークスルーで楽々です。3列目シートは子どもを乗せる分には十分な広さなので、ファミリーカーとしても十分活用できます。
セレナの口コミ評価
- ギラギラしすぎず品のあるエクステリア
- ガソリン車は非力、e-POWERは加速が優秀
- プロパイロットが便利
エクストレイル
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 324万~348万 |
中古車相場価格 | 160万円 |
日産の主力クロスオーバーSUV・エクストレイル。2列シート5人乗りを基本としているため、7人乗りモデルの3列目シートが少々窮屈に感じる人も多いようです。
ただし、3列目シートは子どもを乗せる分には十分な広さなうえ、防水加工のシートも標準装備。レジャー向けのファミリーカーとしてみればおすすめのモデルといえます。
エクストレイルの口コミ評価
- スポーティで力強い車体が○
- シンプルだが値段以上の高級感があるインテリア
- 3列目は常時使用に向かないが、緊急用としては便利
- 若干のパワー不足感がある
- プロパイロットが便利
NV200バネット
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 240万 |
中古車相場価格 | 129万円 |
NV200バネットはバン主体なので、7人乗りモデルはワゴンのモノグレード&2WDのみとなっています。
NV200バネットの口コミ評価
- 大きすぎない、小さすぎない、ちょうどいいサイズ
- 仕事からレジャーまで使えるが、エンジンが非力
- 使い倒せる実用性がセールスポイント
- 見た目より広い割には小回りが利く
ホンダの7人乗り【全4車種】
オデッセイ
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 312万~431万 |
中古車相場価格 | 293万円 |
ホンダの上級ミニバン・オデッセイ。3列目シートは3分割構造となっており、各座席でリクライニング角度を変えることで、乗員同士の肩が触れることなく座れるようになっています。
また、低床設計により足元と頭上の広さも十分に確保されており、上級ミニバンと呼ぶにふさわしい快適性を実現しています。
オデッセイの口コミ評価
- 見慣れるとかっこいいデザイン
- インテリアの質感は高い
- 補助席程度ではない十分な居住性を確保した3列目シート
- ガソリン車の燃費は悪い
ステップワゴン
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 271万~364万 |
中古車相場価格 | 71万円 |
低床・低重心・広い室内空間が特徴的なホンダ・ステップワゴン。多彩なシートアレンジはライバル車より一歩リードしています。その分、シートアレンジの多彩さが3列目シートを小さくしてしまい、座り心地はやや劣るようです。
2列目は快適なキャプテンシートで、広い室内空間と相まって3列目への乗降性も抜群。5、6名以上の乗車の頻度は多くなく3列目は荷物用に、というユーザーや、3列目は子ども用と割り切るならば実に使いやすいモデルといえます。
ステップワゴンの口コミ評価
- 落ち着いたデザイン
- 全体的に質感がいい
- ホンダの走りをもったミニバン
- 3列目シートは他社の同サイズミニバンには劣る。補助シートとしてみれば十分
- 若干高めの価格設定
フリード
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 218万~258万 |
中古車相場価格 | 98万円 |
ホンダの人気ミニバン・フリードは、用途に応じて、1列目・2列目がフラットモード、2列目・3列目がフラットモードなど、多彩なシートアレンジが可能となっています。
ただし、コンパクトなボディサイズに比例して3列目シートはかなり狭く、大人が乗車すると膝が持ち上がってしまいます。ライバルであるシエンタと同様、3列目を緊急用か子ども用と割り切れば、最適な選択肢だといえるでしょう。
フリードの口コミ評価
- 普通すぎる見た目が好印象
- シンプルなインテリア
- コンパクトミニバンの優等生
- 無難な出来
- 3列目は160cmの身長でも椅子が低く感じる狭さ。不快に思うほどではない
CR-V
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 356万~419万 |
中古車相場価格 | 118万円 |
日本販売が復活したCR-Vは、ガソリンモデルのみ7人乗り仕様がラインナップしています。
CR-Vの口コミ評価
- 長く乗れ、楽しく快適で現代車にない味がある
- ブラックエディションの完璧さ圧巻、アメリカンスタイル
- ホンダらしく他社に惑わされないSUV
- トータルバランスの取れたいい車
マツダの7人乗り【全1車種】
CX-8
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 295万~467万 |
中古車相場価格 | 349万円 |
マツダの最上級クロスオーバーSUV・CX-8。3列シート7人乗りSUVとしての実用性と、高いデザイン性を高次元で両立しており、2017年12月の発売から着実に売り上げを伸ばしています。
マツダが特にこだわって作ったという3列目シートは、SUVの3列目シートとしてはかなり快適な部類に入り、十分な広さが確保されています。
CX-8の口コミ評価
- 高級感がある洗練されたデザイン
- 十分上質なインテリア
- ディーゼルターボの加速と燃費が優秀
- 3列目も広く使える
- 日本の狭い駐車場事情を考えるとスライドドアが欲しかった
三菱の7人乗り【全2車種】
デリカ D:5
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 402万~447万 |
中古車相場価格 | 223万円 |
三菱を代表するオールラウンダーミニバン・デリカD:5。3列シート7人乗り車は、2列目がキャプテンシートとなっており、3列目へと楽に移動できます。
3列目シートはクラストップレベルの広さで、デリカD:5の箱型デザインも相まって、頭上空間にもかなりの余裕があります。さらにスライド機構も備えているので、乗る人の身長に合わせた調節が可能です。
レジャーからファミリーユースまで、7人乗りミニバンとしてはオールラウンドな使い方ができます。
デリカD:5の口コミ評価
- シンプルイズベストなデザイン
- 武骨で肉厚のインテリア
- クリーンディーゼルの加速が最高
- シートの出来が良く、2列目・3列目の広さと乗り心地も十分
アウトランダー
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 273万~314万 |
中古車相場価格 | 115万円 |
三菱のミドルクラスSUV・アウトランダー。プラグインハイブリッドを搭載したアウトランダーPHEVも存在しますが、そちらは2列シート5人乗り仕様のみとなっています。
3列目シートに関しては、大人がくつろいで座るには厳しいとの評価も。子ども用もしくは緊急用と割り切って使うのであれば、7人という乗車定員を十分活かせるはずです。
アウトランダーの口コミ評価
- 頼れる感じのフロントデザイン
- ノンターボながらなかなかパワフル
- 4WD性能は本格的
- 燃費はそこそこ
- 大人が3列目に座って旅行するのはかなりきつい
メルセデス・ベンツの7人乗り【全3車種】
メルセデス・ベンツ GLS
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 1,263万~1,669万 |
中古車相場価格 | 825万円 |
オンロードでもオフロードでも使えるメルセデスベンツのラグジュアリーSUVとなる「GLS」は、7人乗りの最上位SUVです。外観は、2本のルーバーと大ぶりのエアインテークが際立つフロントグリルが特徴的で、車内は大人7人がゆったりと快適に乗ることが可能です。
全長5m超のボディにより、3列目シートも大人二人が余裕をもって座れる広さを確保しており、適度なホールド性を備えているので乗り心地も抜群です。ただしフロアが高いため、乗降性はそれほどよくありません。
GLSの口コミ評価
- 洗練されたベンツデザイン
- シンプルで飽きの来ないインテリア
- 車重が重いため走りがもっさりとしているが、これはそういう車だと覚悟できていれば気にならない
- 装備を考えると価格は妥当
メルセデス・ベンツ GLE
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 954万~1,170万 |
中古車相場価格 | 694万円 |
メルセデス・ベンツのミドルサイズSUVであるGLEに、初めて7人乗りが設定されました。ちなみにクーペモデルは非対象。
GLEの口コミ評価
- 視野が高いので長距離乗っても疲れにくい
- 乗り心地が良い
- 静かでパワフル!ディーゼルとは思えない走り
- 飛ばす車ではないので、ディーゼル嫌いでなければガソリンモデル選ぶ理由は少ないかも
メルセデス・ベンツ Vクラス
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 781万~930万 |
中古車相場価格 | 403万円 |
ベンツのラインナップで唯一の1BOXミニバン・Vクラス。着脱式のシートを採用しており、2列目を後ろ向きにして対面式にしたり、3列目をすべて外してショーファードリブン仕様にしたりと、多彩なアレンジが可能です。
また、ボディタイプは標準・ロング・エクストラロングの3タイプが設定されており、全長5,380mmに達するエクストラロングでは、3列目シートでもかなりの居住性が確保されています。
Vクラスの口コミ評価
- 外車特有の国産車よりしっかりした質感のインテリア
- トルクが太くファミリーカーとしては使うには十分な走り
- ミニバンとしては燃費がいい
BMWの7人乗り【全3車種】
BMW X5
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 938万~1,036万 |
中古車相場価格 | 384万円 |
BMWで初のクロスオーバーSUV・X5。オプションとして設定された2人用の3列目シートは、個別の折り畳みが可能なので、室内空間をフレキシブルに活用することができます。
また2列目シートのコンフォート・エントリー機能により、乗降性にも優れます。ただし、3列目シートはあまり広くないので、大人7人での長時間乗車は少し厳しいかもしれません。
X5の口コミ評価
- かっちりとしたデザインが魅力
- 室内が広く使えるのがいい
- エンジンラインナップがパワフル
- 車体が大きいため、インテリアの広さは非常に余裕がある。大型のサンルーフにより解放感も抜群
- 決して安くはない価格
BMW X7
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 1,099万~1,603万 |
中古車相場価格 | 1,262万円 |
X7はBMWの最上級ラグジュアリーSUVです。日本の道路には充分大柄なX5、クーペスタイルのX6のさらに上級モデルで、3列目シートも豪華。シートの質感やアームレストなどにも手が行き届いています。
X7の口コミ評価
- とってもお洒落で機能的、高級感バリバリ
- 走る楽しみが味わえる数少ないSUV
BMW 2シリーズ グランツアラー
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 423万~531万 |
中古車相場価格 | – |
BMW2シリーズに2015年から設定された7人乗りミニバンとなる「グランツアラー」。リアシートは多彩なアレンジが可能で、3列使用で145Lのラゲージスペース、3列を折りたためば560リットル、2列・3列を折りたためば1,820Lのラゲージスペースが確保できます。
3列目シートはあまり広くなく、子どもを乗せるには十分使えますが、大人の長時間乗車には不向きです。
2シリーズ グランツアラーの口コミ評価
- 車体はずんぐりむっくりだが精悍なデザイン
- ベンツと比べると少しチープなインテリア
- 必要十分なエンジン性能
- 3列目は確かに子ども用だが、比較的コンパクトな7人乗りとしては非常に良い買い物
- 外車なので価格は高め」
アウディの7人乗り【全1車種】
アウディ Q7
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 957万~1,020万 |
中古車相場価格 | 470万円 |
アウディの最上級クロスオーバーSUV・Q7。3列目シートは電動分割可倒式なため、フラットなラゲッジスペースを可能に。また、2列目シートを前に出せば身長170cmの大人でも余裕をもって3列目シートに座れます。
ラインナップにミニバンを持たないアウディ車の中で、7人乗りモデルを選ぶとすればQ7以外の選択肢は存在しないでしょう。
Q7の口コミ評価
- 落ち着いていて品があるデザイン
- それなりに高級感のあるインテリア
- 思った以上に燃費がいい
- サス、座り心地、広さ、静音性など全体的に素晴らしく、ゆったりしている
- カーナビやオーディオが使いづらい
- 日本で使うには車体が大きすぎる
フォルクスワーゲンの7人乗り【全2車種】
フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 406万~460万 |
中古車相場価格 | 171万円 |
フォルクスワーゲン・ゴルフトゥーランは、同社のハッチバック・ゴルフをベースにした7人乗りミニバンです。他のコンパクトミニバンと同様に3列目シートの居住性は低く、大人が長時間乗車するには厳しいとの評価も。
2列目シートが前方に向かって倒れこむ「イージーエントリー機能」により乗降性は優れているので、3列目に子どもを乗せるファミリーカーとしての適性は高いといえます。
ゴルフ トゥーランの口コミ評価
- 派手すぎずスポーティなエクステリア
- 大人の雰囲気があるインテリア
- 3列目シートは非常に狭く、天井も低く立って移動することはできない
- ストレスのない動力性能
フォルクスワーゲン シャラン
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 420万~540万 |
中古車相場価格 | 209万円 |
フォルクスワーゲンの3列シート7人乗り3ナンバーサイズのミニバン・シャラン。大開口のスライドドアとイージーエントリー機能により、3列目への乗り降りがスムーズに行えます。全席独立型のシートは自由なアレンジが可能です。
ただし3列目シートは狭く、大人がゆったり座れる居住性はありません。大人7人でのフル乗車は厳しいですが、普段は3列目を使用しない5人乗りミニバンとしてみれば、広さもそこそこでおすすめの選択肢といえます。
シャランの口コミ評価
- 控えめで大人な雰囲気のデザイン
- さりげない高級感と質感
- 国産車顔負けの先進機能が快適
- 優秀な動力性能
- 国産車には無い魅力が確かにあるが、それを加味しても若干の割高感がある
ボルボの7人乗り【全1車種】
ボルボ XC90
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 834万~1,139万 |
中古車相場価格 | 447万円 |
ボルボ・XC90は、ボルボの最上級モデルに位置する7人乗りSUVです。北欧スタイルの落ち着いた広い車内空間はロングドライブにも快適で、オンロード・オフロードのどちらでも使いこなせる仕様となっています。
3列目シートに関しては、車体の大きさを活かして十分な広さが確保されており、シート自体の作りも非常にしっかりとしています。このクラスの7人乗りSUVとしては、トップクラスの居住性を備えていると言っていいでしょう。
XC90の口コミ評価
- ミニバンなみの使い勝手のよさ
- 安全装備が充実
- 排気量のわりにパワフル
- 北欧デザインが秀逸
- 3列目は他社のとってつけたようなシートと違って、しっかりと安全性にも配慮されている
- 高めの外車価格
ランドローバーの7人乗り【全4車種】
ランドローバー ディスカバリー
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 877万~1,002万 |
中古車相場価格 | 534万円 |
ランドローバーのフルサイズ3列シート7人乗りSUV・ディスカバリー。快適性と多用途性を高次元で融合したシートは、電動格納機能を備えます。
オプションとして設定される3列目シートのレッグスペースは851mmを確保し、大人7人がフルで乗車してもゆったりとくつろぐことが可能です。
ディスカバリーの口コミ評価
- 迫力もあるがおとなしめのデザイン
- 右ハンドルなので操作間違いがない
- 悪路をものともしない走破性
- エアサスによる乗り心地が最高。どんな路面でもあまり疲れない
ランドローバー ディスカバリースポーツ
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 450万~710万 |
中古車相場価格 | 515万円 |
ディスカバリーよりも小柄で、取り回しも良好なディスカバリースポーツ。3列シート車は実用性も抜群です。
ランドローバーの7人乗りモデルの中では価格帯が最も低いことも魅力。街乗りはもちろん、アウトドアユースにもおすすめです。
ディスカバリースポーツの口コミ評価
- 街乗りでは他SUVと大差は無いかもしれないが、高速や海や山に行くと本当に買って良かったと思える車
- オールシーズンタイヤが標準で悪路走行性や耐水性に安心感がある
- ディーゼルエンジンだから走行中うるさいと思いきや、車内は結構静か
- ランドローバーの中では価格設定は易しい方で、ファミリーカーとしても使える
ランドローバー レンジローバースポーツ
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 936万~1,921万 |
中古車相場価格 | 656万円 |
ランドローバー史上、もっとも俊敏な高性能SUV・レンジローバースポーツ。3列目シートは、ラゲッジスペースのフロア下に格納されているので、積載空間を損なうことなく利用できます。
2列目シートは前後100mmのスライド機構を備えているので、3列目への乗降性も抜群です。
レンジローバースポーツの口コミ評価
- 迫力があり上質なデザイン
- 道具としての高級感を洗練させたインテリア
- 車高と重量からは考えられない走行性能。高速でのハンドリングも優秀でコーナーをスムーズに駆け抜ける
- 英国車・ランドローバーに惚れたマニア向けの車
ランドローバー ディフェンダー
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 589万~820万 |
中古車相場価格 | 818万円 |
ディフェンダーはランドローバーの中でもオフロードに特化したモデル。フルモデルチェンジ&販売復活となった新型には、7人乗りもラインナップしています。
ディフェンダーの口コミ評価
- 味があって一生乗りたい車
- 無骨でアウトドアにとても合うし、街中で乗っていても違和感なく程よく目立つのが最高
- 装甲車に乗ってるような鈍重さ
プジョーの7人乗り【全1車種】
プジョー 5008
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 426万~507万 |
中古車相場価格 | 301万円 |
かつてはミニバン、現在はクロスオーバーSUVとなったプジョー 5008。3列シート7人乗りの車としては、全席独立型シートを備えており、自由自在なアレンジを可能としています。
3列目シートはあまり広くありませんが、子ども用として使うのであればアレンジの多彩さがかなり役立つことになるでしょう。
5008の口コミ評価
- 購入のきっかけがエクステリアデザイン
- フランス車らしいハイセンスなデザインが目を惹き魅力的
- 近未来感のあるインテリア
- パワー・加速は十分
- 3列目の広さは緊急用と考えた方がいい
シトロエンの7人乗り【全1車種】
シトロエン グランド C4 スペースツアラー
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 420万~460万 |
中古車相場価格 | – |
シトロエンの3列7人乗りミニバン・グランドC4スペースツアラーはミニバンでありながらフランス車らしいお洒落なデザインです。かつては「グランドC4ピカソ」という名前でした。
内装も大人7人がゆったりと座れる3列独立シートを採用。1・2列に比べ高めに配置された3列目シートが解放感を与えてくれます。また、2列目シートを少し前に出すことで、3列目の広さの調節が可能です。
3列目の広さ自体は同クラスの他社製ミニバンと大差ありませんが、天井に広がるパノラマルーフの解放感が窮屈感を軽減してくれるでしょう。
グランドC4スペースツアラーの口コミ評価
- ミニバンをここまで格好よく仕上げるのはすごい
- フランスのエスプリを感じるデザイン
- 明るくて高級感のあるインテリア
- 滑らかで力強いエンジン
- ふわふわした乗り心地
キャデラックの7人乗り【全1車種】
キャデラック エスカレード
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 1,377万 |
中古車相場価格 | 483万円 |
キャデラックのフルサイズ高級SUV・エスカレード。全長約5.2mの巨大なボディにより、3列シートの全席で余裕をもってくつろぐことができます。居住性を重視した設計のため、荷物を積む際には3列目シートを外す必要があります。
エスカレードの口コミ評価
- ボディの大きさに圧倒される
- 高級ホテルのようなインテリア
- 充実した安全・快適装備
- V8エンジンがパワフル
- 日本で使うには大きすぎるが、お金と場所に余裕がある人にとってはかなり面白い車
- 維持費・価格が高すぎる
テスラの7人乗り【全3車種】
テスラ モデルS
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 989万~1,229万 |
中古車相場価格 | 692万円 |
テスラの電動大型セダン・モデルS。標準では2列シート5人乗り仕様のみですが、オプションパッケージ(約49万円)を利用することで、ラゲッジスペースに子ども二人が後ろ向きに座れる補助シートを設置できます。
ただしラゲッジスペースに子どもを乗せるというのは、安全面でみると問題があるので、7人乗り車種としてはあまりおすすめできません。
モデルSの口コミ評価
- 目立たずとも上品なデザイン
- インテリアの大型ディスプレイに驚く
- EVならではの加速力
- 先進的なEVというプレミアム感はあるが、実際に乗ってみると品質はそれほどでもなく高い買い物だった
テスラ モデルX
新車車両価格(7人乗りモデルのみ) | 1,059万~1,299万 |
中古車相場価格 | 1,012万円 |
テスラの電動クロスオーバーSUV・モデルX。独自機構のファルコンウイングドアにより、2列目・3列目への乗降性は抜群です。車体が大きいので、3列シート車に7人フルで乗車をしても狭さを感じさせません。
モデルXの口コミ評価
- 存在感のある顔付き
- 既存の高級車とは一線を画した高級感のインテリア
- EVパワートレインによる圧倒的な加速性能
- 3列目でも快適な乗り心地
- 初期費用が高額・細かい不満も多い」
モデルY
モデルYは新たなEV SUV。日本発売価格は不明ですが、モデルXの廉価版SUVという立ち位置のため、今回のランキングでは最も安いテスラ車として順位を付けました。
3列7人乗りモデルの今後はどうなる?
日本では引き続き7~8人乗りミニバンは人気でしょう。
また、世界的に見ると、7人乗りSUVは今後もニーズが拡大すると思われるので、車種はさらに増えるのではないでしょうか。
特に現在3列シートSUVは高級車としての位置づけですが、ニーズが拡大すれば徐々に価格が低いモデルも販売される可能性があります。
また、それとは反対にEV SUV市販化の流れに伴い、将来的には3列7人乗りのEV SUVが増えるとみてよいでしょう。
3列7人乗りモデルも様々なユーザーニーズに応えるためにモデルが細分化していくとみられます。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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