加藤厚労相が5月7日にフジテレビの番組で「年金や医療に使う金を子どもに持っていく余地はない」と発言したことが波紋を呼んでいます。これは少子化対策の財源に社会保険料を使わないという意味でしょう。
加藤厚労相 “社会保険料 子どもに持っていく余地はない” #nhk_news UHt66s3Wn
— NHKニュース (@nhk_news) May 7, 2023
5月4日には自民党の茂木幹事長が、少子化対の財源について「増税や国債の発行で捻出することは想定していない。まずは歳出削減の徹底や、既存の保険料収入の活用で、できるかぎり確保したい」と発言しましたが、厚労相はこれを否定したものです。
自民 茂木幹事長“少子化対策の財源 増税や国債発行想定せず” #nhk_news Q2ikGSwH
— NHKニュース (@nhk_news) May 4, 2023
小倉こども対策担当相は「国債も含め、あらゆる財源の議論を排除していない」。
こども政策相 少子化対策の財源 “国債含め議論を” #nhk_news CZbDjJYJzy
— NHKニュース (@nhk_news) May 7, 2023
岸田首相は「個別の財源論について申し上げられる段階ではない」とのこと。
少子化財源「申し上げる段階ではない」VH5DJnR
首相は自民党の茂木幹事長が既存の保険料収入を活用する考えを示していることについて「具体的な検討を深めているところであり、今の段階で個別の財源で何か申し上げられる段階ではない」と述べた。
— 産経ニュース (@Sankei_news) May 8, 2023