4月2日、鹿児島県薩摩川内市・下甑島の瀬々野浦地区へクロ釣りに出掛けてみた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・新増初生)

沖磯フカセ釣りで42cm頭に31尾キャッチ【鹿児島・下甑島】魚の活性は潮次第?

下甑島の沖磯でフカセ釣り

午前2時すぎ、永福丸は約20人を乗せて川内港から出港し、4時すぎに釣り場に到着。船長任せで宮内さんと上がったのは「えご瀬」。船着きに宮内さん、沖向きに私が釣座を構え、のんびりまきエサを作る。

沖磯フカセ釣りで42cm頭に31尾キャッチ【鹿児島・下甑島】魚の活性は潮次第? 下甑島の沖磯「えご瀬」(作図:週刊つりニュース西部版APC・新増初生)

まきエサバッカンにアミ半角、オキアミ半角、ボイルオキアミ4分の1角に海水を入れ、また朝マヅメのタナは浅いと予想し、集魚材は比重の軽いグレゼロを軽く混ぜ合わせた。まきエサは計3回作る。つけエサは、生イキくんPROとサシエサPROのどちらもLサイズを準備した。

沖磯フカセ釣りで42cm頭に31尾キャッチ【鹿児島・下甑島】魚の活性は潮次第?下甑島の沖磯「えご瀬」(提供:週刊つりニュース西部版APC・新増初生)

まきエサでクロを寄せる

5時30分すぎ、まずは広範囲にまきエサを打ってクロに存在を知らせる。徐々に釣座の近くに打ち、明るくなって潮筋がはっきり見えるようになると足元のみに打つ。

沖磯フカセ釣りで42cm頭に31尾キャッチ【鹿児島・下甑島】魚の活性は潮次第?フカセ釣り仕掛け(作図:週刊つりニュース西部版APC・新増初生)

1時間後、海面下1ヒロくらいでクロがまきエサ拾っているのが見えるようになった。クロのタナに合わせてウキ止めなしの全層仕掛けを作る。ウキはDフラッツ53とし、浮力はハリスがなじめばウキが沈み始めるP-01。カラーは薄明るい中でも見やすいイエローを使う。ハリは勝負グレ8号。

当日の潮は中潮で満潮が午前6時すぎ、干潮が午後12時30分。潮の流れは、左沖から波が押し寄せ釣座に当たり、右沖に出ている。

▼この釣り場について
下甑島

この記事は『週刊つりニュース西部版』2023年4月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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