就活生が企業に興味を持っていることを示し、就活を始めるための第一歩であるプレエントリー。学生が就職活動の最初のステップとして、20~30社にはプレエントリーを行う人が多いそうです

スカウト型就職サイト「あさがくナビ(朝日学情ナビ)」が2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に行った「プレエントリー・選考参加」についての調査結果を公開。プレエントリー数が10社以下の学生が6割を占め、4人に1人の学生がプレエントリー2社以下であることが明らかとなりました。

セミナー参加社数も絞り込み傾向

「セミナー参加」を経験した社数については、「2社以下」との回答が26.1%に上りました。「3~5社」18.6%、「6~10社」22.3%をあわせて、およそ7割の学生がセミナー参加した企業が10社以下という結果。「インターンシップに複数参加しているので、改めてセミナーに参加している企業は少ない」などの声が寄せられ、業界研究や企業研究を済ませて、セミナーに参加する企業は絞りこんでいる傾向がうかがえます。

選考参加に至った企業の数は?

選考に参加する企業についても、同様に絞り込む動きが見られます。「選考に合格したら、本当に入社したい企業に絞って選考を受けている」「一度に多くの企業の選考を受けるのではなく、合否などの進捗を見ながら選考に参加する企業を決めていきたい」との声があがり、8割を超える学生が選考参加企業は10社以下であると回答しています。

調査概要

・調査期間:2023年4月11日~2023年4月24日

・調査機関:株式会社学情

・調査対象:「あさがくナビ2024(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者

・有効回答数:403件

・調査方法:Web上でのアンケート調査

※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。