会話中にたびたび使うフレーズや、習慣になっている言葉遣いのことを「口癖」という。いつの時代も口癖というのは、自分の周りにいる人の影響を少なからず受けるものである。様々なSNSが発達し、人と会話するように気持ちを文字で表す機会が増えた今、我々が普段から書く文章にも、ある種の「口癖」のようなものが存在しているのをご存じだろうか。

2023年4月24日に投稿された、謎生物農家つちのこきづち@kizuchi613さんの「オタクじゃない友達に、「LINEでよく『…』って使ってるけどあれどういう意味?インターネットではよく使われるん?」って聞かれて、「三点リーダー語尾に使わないんだ……」ってびっくりしちゃった……」というツイートには、なんと4.5万件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。

今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられた様々な意見をご紹介します。

ツイッターでよく見かける「…」

投稿者の謎生物農家つちのこきづちさんは、先ほどのツイートに追記する形で、「私「えっじゃあびっくりマーク連打したりもしない……?」友達「あんませえへんな」そんぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?????????????????????」とも述べている。

ツイートによると、オタクじゃない友達は三点リーダーやビックリマークなどをめったに使わないようだが、これらを多用する人は一体どの界隈に多いのだろうか。

SNS別に見ていくと、InstagramやTikTok、YouTubeのコメント欄では「…」を使う人はあまりいない印象だが、ツイッターでは大多数の人が使っている。「結婚報告はInstagram、離婚報告はTwitter」とはよく聞くが、常にややハイテンションなInstagramなどに比べると、個人がぽつぽつと独り言を呟くために作られたツイッターは、沈黙や省略、余韻を表現する「…」と相性がいいのかも知れない。

ツイッター界隈だけの可能性も……

非オタは「…」を語尾に使わない!? Twitter界隈は驚き「使いまくってるよ…」だよね…
(Image:karanik yimpat / Shutterstock.com)(画像=『オトナライフ』より 引用)

このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「使わないんだ…僕なんか。。。とか、、、まで使ってるのに……」「めっちゃ使ってる私は一体…」「嘘だろ…?僕めちゃくちゃ使ってるぞ?使いやすいのになぁ…」と、普段から三点リーダーを多用していることを実際に使って示す声や、「Twitterではよく見るけど、ラインで使う人確かに見ないな」と、冷静になって見てみるとツイッター界隈だけなのではないかとの声など、様々なコメントがリプライ欄には寄せられている。

たしかに筆者の友人や知人も、ツイッターでは「…」をよく使っているが、LINEで使っているところを一度も見たことがない。

また、コメントの中には「3点リーダーの使用位置、非ヲタの人は文中に使います。「パエリヤの赤い野菜はトマト…いやパプリカで構わないか。」後、語尾に使うとしたら、1000文字(原稿用紙2枚半)につき1度が限度。国語表現(論文作製法、普通科高校3年次文系クラス必須)で習います。こっちが正しい使い方らしいです。」といった、三点リーダーの正しい使い方を教えてくれる声も上がっていた。