竿頭は15尾キャッチ
すると、今までの不調がウソのようにアタリを出せるようになり、良型を交えながら数を伸ばしていくことができた。
アタリが遠のくと、船長は小移動を繰り返す。けっして派手な釣れ具合ではないものの、ポツポツと本命が登場する状況が、沖上がりまで続いた。
フグの唐揚げ(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)
14時に終了のアナウンス。何とか11尾まで数を伸ばすことができた。船中釣果は17~35cm3~15尾。竿頭は檜垣さんだった。
ショウサイフグのテッサ(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)
帰港後は、フグの処理免許を持った船宿のスタッフが可食部のみの「身欠き(みがき)」状態にしてくれるので安心。白子も2尾分入っており、これから時期が進めば、もっと大きくなってくるはずだ。
フグの白子の塩焼き(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)
この日は潮の流れが速く、誘いもアタリの見極めも簡単ではなかったが、どんな状況下でも釣りの組み立てを工夫することで、今まで見えなかったアタリを出していくことは可能なはず。誘いと仕掛けの動き。そして、海底での仕掛けの安定をどう作り出していけるかを考えながら、湾フグに挑戦してみては。
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<週刊つりニュース関東版APC・田中義博/TSURINEWS編>
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吉野屋
吉野屋
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年4月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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