韓国・イギリスを拠点に活動する芸術家、NOMA氏の日本初個展「Contemporaryman_21stCentury’s Mona Lisa」が、東京・渋谷の+ART GALLERYにて5月8日(月)から開催される。
21世紀風に「モナ・リザ」を描くとどうなるのか。興味深い視点から描かれた作品に注目したい。
世界的に注目を集める芸術家、NOMA氏
NOMA氏は韓国を拠点に活動している芸術家で、主に油彩やガスバーナーを用いた独特の制作手法を特徴とするアーティスト。
同氏はアイコンシリーズでもある「Contemporary Man_ 21st Century’s Mona Lisa」を中心に、EU圏などでも作品を発表。また有名グループとのコラボレーション作品なども手がけ、世界的に人気を集めている。
21世紀の人々を「リアル」を描く
お気づきの人もいるかもしれないが、彼のシリーズタイトルには「モナ・リザ」が引用されている。
レオナルド・ダ・ヴィンチが「モナ・リザ」を描いた時代には、写真技術が存在していなかったため、彼は自然界の「光」「影」「形状」「顔の表情」「美」などを細かく観察。芸術的表現の自由を追求するために、リアルとアーティスティックな表現のバランスを追求した。
NOMA氏もダ・ヴィンチと同じように、21世紀の人々の「内面的なリアル」を絵画で巧みに表現している。
今回の個展「Contemporaryman_21stCentury’s Mona Lisa」で展示される作品は先着順で購入可能。また+ART GALLERY Online Shop会員や関係者であれば、事前購入や予約もできる。
NOMA氏の作品を通して、自分の中に隠されたリアルな感情と向き合い気づきを得たい。
NOMA Japan Solo Exhibition「Contemporary Man_ 21st Century’s Mona Lisa」
期間:5月8日(月)〜21日(日)
会場:+ART GALLERY
所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目24-12 渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン 14F
入場料:無料
(IKKI)
※記事情報は、ギャラリーを運営するプラスアート社による作家本人へのヒアリングから得た情報の解釈となる