
BRICS, Argentina va a participar.04-05-2023.
BRICS(ブリックス)の存在はこれからより顕著になって来るであろう。2001年にゴールドマン・サックスの経済学者ジム・オニール氏が表明した新興経済を代表する国家として同氏が投資家の為のレポートの中でそれを言及。この時点ではまだBRICであった。
それは4か国のイニシアルを集めたもので、Brazil、Russia、India、Chinaの4か国である。2011年に南アがそれに加盟してBRICSとなった。
現在、BRICSのGDPは世界の31.5%を占め、G7の30.7%を上回っている。(4月10日付「エコノミスタ」から引用)。
最終的に18か国が加盟に関心を示していることから、将来的にはBRICSはG7よりも世界で政治経済的に影響力を持つようになるはずである。それに対抗する意味でG7は将来的にGDPランキングで12位、13位、15位を占めているオーストラリア、韓国、スペインを加盟国として増やす必要も出て来るであろう。
現時点だとGDPの世界ランキングで1位米国、2位中国、3位日本、4位ドイツ、5位インド、6位イギリス、7位フランス、8位ロシア、9位カナダ、10位イタリア、11位ブラジル、12位オーストラリア、13位韓国、14位メキシコ、15位スペイン、16位インドネシア、17位サウジアラビア、18位オランダ、19位トルコ、20位スイスとなっている。
1位から11位までG7またはBRICSの加盟国である。そして14位、16位、17位のメキシコ、インドネシア、サウジアラビアはBRICS加盟したい意向をもっている。(世界名目GDPランキングから引用)。