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プレミアリーグ(イングランド1部)アーセナル所属の日本代表DF冨安健洋は、現在負傷離脱中。来季開幕後の復帰が予想される中、同選手の起用法に関するミケル・アルテタ監督の構想が明らかになった。
冨安は今季序盤、一時期DFキーラン・ティアニーから左サイドバックのレギュラーを奪っていたが、FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)後は右サイドバックの控えに降格。今年3月16日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)スポルティングCP戦で右ひざを負傷し、復帰まで6か月を要すると報じられている。
そんな冨安の今後について、英メディア『フットボールロンドン』のカヤ・ケイナック記者は「私個人的には、冨安をキープしたいと考えている。もしティアニーが退団したら、左サイドバックで良いバックアップが必要だ」
「クラブ内部の何人かと話したが、冨安が左サイドバックのバックアップとしての役割を果たし、右サイドバックで選手を下部組織から昇格させる可能性があると言っていたんだ」と、両サイドバックにおける構想の一端を告白。
「マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、ジョアン・カンセロを左サイドバックとして起用した。ただ彼は右サイドバックとしてもプレーすることが可能であり、アーセナルもそうしたモデルを目指している」と語っている。
アルテタ監督はかつてマンチェスター・シティのアシスタントコーチとしてグアルディオラ監督に従事していた。それだけに、冨安の起用法でもグアルディオラ監督のもとで培った考えが反映されるかもしれない。