家はステイタス。大学、結婚、家を買うが成功の証。

インドでは、新築の家を購入したり、マンションを買うと結婚式のように招待状を出してお披露目パーティを行います。親戚家族を呼んでいわゆる竣工式を行います。それからお披露目。中庭で、昼食をふるまうなどちょっとした儀式です。お祝いはインテリアなどを贈り物にもっていきます。

家を買う、のはやはりステイタス。結婚したら「次は家だね」と言われます。子供の次ぐらいに大事なプロセスのようです。インドの物価は1.2倍ほどゆるやかに上がっています。現在地価はそこまで上昇していませんが、中堅都市部はどんどん新しいマンションが売れています。そのため同じ家賃を払うなら買った方がいい、という傾向が強いです。高度成長時代の日本みたいですね。ですが、そこはインド、2世帯、3世帯住宅は当たり前。親戚で一つのビルを買う、というのも珍しくありません。

インドの家は古い家も新しい家も、とにかくベッドが広い!せまいのがお嫌いのようです。そういえばインド人が日本のホテルにとまって必ずリクエストをするのが「ダブルベッド」なんだそうです。

インドの経済について、専門家の方がよく話されていますが、私はよく高度成長時代(1960-70年代)の日本を想像します。「3丁目の夕日」にあるような事が今のリアルのインドで起こっているように感じます。

文・写真・田澤ともき/提供元・たびこふれ

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