みなさんは、オランダといえば何が思い浮かびますか?

筆者はチューリップと風車の景色です。ドイツに住み始めて3年、当初からオランダで有名なキューケンホフ公園にチューリップを見に行きたかったのですが、コロナの影響で行けずに月日が経ってしまいました。今回はそんな3年越しに叶えたオランダの旅をご紹介したいと思います。

目次
世界最大級のフラワーパーク「キューケンホフ公園」
アムステルダム

世界最大級のフラワーパーク「キューケンホフ公園」

今回の旅のメイン、チューリップが咲き誇るキューケンホフ公園。題名の通り、世界最大級の広さを誇るキューケンホフは、普通にまわってもだいたい3時間から4時間ほどかかります。

公園の開園は毎年3月中旬から5月初旬の約2か月です。なので、キューケンホフでチューリップを見たい方はこの期間に行ってくださいね。

見頃な時期は4月中旬から下旬でしょうか。筆者は4月初旬に訪れたのですが、まだあまりチューリップは開花していなかったです。屋外と室内とどちらも見所はありますが、ほとんど屋外なので天気も要チェックです。

4月にオランダにチューリップを見に行こう!
(画像=『たびこふれ』より引用)

ホームページで期間が確認でき、オンライン予約もできます。筆者は4月のイースターの時期に行ったのですが、ホームページを観ると行きたかった日にちのチケットが完売でした。。。。さすがキューケンホフ、世界中から人が集まるだけあって人気です。

日にちが決まれば、売り切れる前にオンラインでチケットを買いましょう。直接行ってチケットが完売していたなんてことがないように。。。

料金は、大人19ユーロ、子供(4~17歳)9ユーロ、3歳以下無料です。

開園時間は、8時から19時半まで。午後は混んでいるので、人が少ない時間帯を狙いたい方は、午前中の早い時間と17時半過ぎくらいがおすすめです。

キューケンホフ公園は、アムステルダムから車で約40分程のLISSEという場所にあります。行き方は複数あり、スキポール空港からの直通エクスプレスバスやアムステルダムからメトロやバスで行く方法、またツアーに参加する方法があります。

入場料と往復の交通手段がセットになったお得なチケットもありますし、アムステルダム市内および郊外の公共交通機関が乗り放題になるアムステルダムリージョントラベルチケットもあります。リージョンチケットと入場料を購入してもお得ですし、エクスプレスバスで入場料と交通費がセットになったコンビチケットを買うのも手です。

4月にオランダにチューリップを見に行こう!
(画像=『たびこふれ』より引用)

さて、キューケンホフに入場したらまずマップを入手しましょう。入り口すぐにあります。園内には様々な色や形のチューリップがあり、筆者もカメラ片手に写真を取りまくりました。キューケンホフは綺麗でしたが、どちらかというとお庭みたいな感じなので、一面のチューリップが見たい方は公園の前にあるチューリップ畑がおすすめです。

4月にオランダにチューリップを見に行こう!
(画像=『たびこふれ』より引用)

公園内にはカフェやレストランの休憩所もありますので、歩き疲れた方はそこでひと休みできますよ。

キューケンホフ公園(Keukenhof)

  • 住所:Stationsweg 166A, 2161 AM Lisse, オランダ
  • 開園日時:3月23日~5月14日(2023年)、8:00~19:30

アムステルダム

さて、メインのキューケンホフチューリップ鑑賞が終わりましたらアムステルダムでサクッと観光しましょう。アムステルダムの窓がたくさんある整然とした建物の並びや、街を流れる川とその付近に立ち並ぶ数多い自転車の風景はとても絵になります。

4月にオランダにチューリップを見に行こう!
(画像=『たびこふれ』より引用)

主な観光地としては、ユダヤ人の迫害被害者であるアンネフランクの家やゴッホ美術館、アムステルダム国立美術館などが挙げられます。

アムステルダムの綺麗で絵になる風景とは一転、また違った一面を持つアムステルダム。

市内に行くとCOFFE SHOPというお店をたくさん見かけることでしょう。COFFE SHOPとは私たちが想像するコーヒーショップではなく、マリファナが吸えるお店なのです。

オランダはマリファナ(大麻)が合法な国です。なので、街のいたるところでマリファナを平然と吸っている人々を見かけますし、マリファナ専門店もあります。そこには、マリファナ入りのクッキーやブラウニーなど様々なものが売られています。

4月にオランダにチューリップを見に行こう!
(画像=『たびこふれ』より引用)

日本で生まれ育った私たちには驚きな光景でしょう。

そして、夜になると賑わい出すのが、レッドライトディストリクトと呼ばれる娼婦街。

ここはもうすでに観光地化しており、通りを整備する交通整備員がいるので驚きました。このレッドライトディストリクトは赤いライトの窓に娼婦が立って客引きをしており、まさに人間版動物園。

見世物のようで、同性からしてみればあまり好ましくありませんでしたが、世の中には色々な世界があるものだなとある意味視野が広がりました。笑

4月にオランダにチューリップを見に行こう!
(画像=『たびこふれ』より引用)

色々なものに大変オープンなオランダ・アムステルダム。羽目を外しすぎないよう注意は必要ですが、素敵な街の雰囲気や美術館、お洒落なレストランやバーなどもありますので、ぜひ一度訪れてみてください。