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クヴェーリル
フィヨルドの町とパフィンの崖

クヴェーリル

アイスランド北東部は自然の魅力で溢れている
(画像=『たびこふれ』より引用)

クヴェーリル(Hverir)は地球の「生」の景色が間近で見られる場所です。蒸気と共に灰色の泥が地上にぽこぽこと湧き出しているエリアで、私はここに訪れるまでこんな景色があることも知りませんでした。

アイスランド北東部は自然の魅力で溢れている
(画像=『たびこふれ』より引用)

時々、泥の液体が飛び散ることがあるので、ここを歩く際は必ず歩道を歩くようにしてください。ちなみにこの周辺は硫黄の強烈な匂いでいっぱいでした。

アイスランド北東部は自然の魅力で溢れている
(画像=『たびこふれ』より引用)

ゴーザフォス(Goðafoss)はアイスランドで「神の滝」と名づけられているパワフルな滝です。アークレイリからミーバトンに行く途中に立ち寄ることができます。

フィヨルドの町とパフィンの崖

アイスランド東部は氷河に削られ形成されたフィヨルドエリアです。そこに小さな町が点在しており、その場所ならではの暮らしの風景を垣間見ることができます。

ここでは近年観光地として人気になってきているセイディスフィヨルズル(Seydisfjordur)と、パフィンの繁殖地として有名なボルガルフィヨルズル(Borgarfjörður)を紹介します。

アイスランド北東部は自然の魅力で溢れている
(画像=『たびこふれ』より引用)

デンマークとフェロー諸島をつなぐスミリルライン(Smyril line) もこの町に就航しています。アイスランド人がよく飲んでいる魚オイル製造工場もこの港沿いにあり、なんともいえない魚の匂いが漂っています。

アイスランド北東部は自然の魅力で溢れている
(画像=『たびこふれ』より引用)

注目されるきっかけになったレインボーロードの小さな教会。この周辺にはレストランやカフェがあり、休憩スポットとして賑わっていました。

また、町を散策していると、ギャラリーやアート作品を見つけることができて楽しいです。最近は多くのアーティストが住むアートの町としても知られているようです。しかし、この町に出入りする道は山を超える1本の道のみ。人々はどうやって雪の冬を過ごしているのか、興味深いです。

アイスランド北東部は自然の魅力で溢れている
(画像=『たびこふれ』より引用)

パフィン(ニシツノメドリ)は主に地球の北部でしか見られない珍しい鳥ですが、アイスランドでは国内のあらゆるスポットで出会うことができます。

ボルガルフィヨルズルは大きな繁殖地のひとつで、およそ1万のカップル(計2万羽!)のパフィンを目の前で観察することができます。歩道も整備されており、パフィンにとっても人間にとっても優しい観察スポットでした。

冬場は海上で過ごし、4月から8月頃まで繁殖のために戻ってきます。サイズといい歩き方といい、カラフルな姿といい、わたしは一目でパフィンの虜になり、また次に会うまでずっとわくわくしています。