こんにちは、田澤ともきです。今回は、みんな大好き(?)インドB級グルメのご紹介です。

私があまりB級グルメになじみがないため、旦那さん(IT会社勤務、典型的なインド人)と友達のインド人に協力を得て書いています。

目次
インド流B級グルメの定義
ローカルマーケットにはB級グルメあり

インド流B級グルメの定義

さて、B級グルメと言えば、日本ですとラーメンやたこ焼き、焼きそば、などが思い浮かびますが・・・

B級グルメ(ビーきゅうグルメ)とは、「安価で、贅沢でなく、庶民的でありながら、おいしいと評判の料理のこと。 またそのような料理を好んで食べること。」(※ネット調べ)ということなので、まずはインド流のB級グルメを定義したいと思います。

1. 安価である

「一体何と比べて安価なのか」と指摘されそうですが、この記事ではワンコイン500円(270ルピー)で食べれるものをご紹介していきます。

2. 庶民的である

1と同じく「そもそも庶民とは?」というところにこれまた疑問を持たれそうですが、(なんせ多様性すぎて定義づけが難しい)月給20万円以上のサラリーマン一家ぐらいと思ってください。

3. おなかをこわすかもしれない

インドあるあるです。これは、急にスパイスの入った料理を食べすぎて体がびっくりしているために起こる腹痛と、あきらかに変なものを食べた腹痛と2種類あります。

前者はその後に水を飲むと治りますが、後者は嘔吐や発熱を伴うので、その際は迷わず病院へいってインドの薬をもらってください。インドの病気はインドの薬が一番です。高くないので、我慢しないでくださいね。小さい病院で「お腹いたい」といえば薬をもらえます。

3つ目は、B級グルメだからというより、高級レストランでもありえます。ただし、普段から辛いものが好きで、スパイスをよく使っていて全然平気という人もいますので、人によりますね。

ローカルマーケットにはB級グルメあり

病みつき注意?!インドのB級グルメが満喫できる3つのエリア
(画像=『たびこふれ』より引用)

おそらく、どこのエリアでもそうですが、観光地ではなく普通の住宅街にはエリアごとに「マーケット」があります。場所によって、大小あるのですが、日本でいわゆる「○○商店街」のようなところです。そこには、服や雑貨や生鮮野菜など小売店がぎっしりあるわけですが、そういう所には必ずB級グルメが存在します。いわゆる「立ち食い」スタイルで、なおかつ安いです。

今回は3エリアのご紹介をします。南デリーへ行くと全部1日で回れますので、最後の1日はデリーを満喫するコースとしてもおすすめです。

1. ラジパットナガールマーケット

病みつき注意?!インドのB級グルメが満喫できる3つのエリア
(画像=『たびこふれ』より引用)

ここでのB級グルメは、「ムングダール・ワダ」。家庭料理で作る時は、中にいろいろ混ぜるようですが、ここの屋台では、シンプルに揚げているだけ。それと、ししとうに同じ衣をつけて揚げているものと二種類あります。あつあつのワダに大根のスライスにコリアンダーチャツニ(グリーンソース)をかけて食べる。するとチャツニが甘しょっぱくて、はふはふしながら食べるのがおいしい!一皿50ルピー。結構なボリュームなので、小食な方は2人でシェアするのがちょうどいいかもしれません。

2. グリーンパークマーケット

病みつき注意?!インドのB級グルメが満喫できる3つのエリア
(画像=『たびこふれ』より引用)

南デリーにある、グリーンパークというエリアに位置している「グリーンパークマーケット」。ラジパットナガールマーケットもそうですが、ここもメトロの駅からすぐ近いのが利点です。

病みつき注意?!インドのB級グルメが満喫できる3つのエリア
(画像=『たびこふれ』より引用)

ここは以前ご紹介した、インドコスメHimalayaの専門店があったり、駅近くにアーユルヴェーダ薬局、またアーユルヴェーダトリートメントも受けられるクリニックがあったりと、生活するには便利な場所です。おしゃれに安全に遊びたい方に特におすすめです。デリーの裏原宿「hauz Khas Village」も徒歩圏内です。

ここでのB級グルメはVada Pav Junction のVadaPav( ワダパオと聞こえる)

病みつき注意?!インドのB級グルメが満喫できる3つのエリア
(画像=『たびこふれ』より引用)

これはチーズのせ。

病みつき注意?!インドのB級グルメが満喫できる3つのエリア
(画像=『たびこふれ』より引用)

これはスタンダード。うっかり中のvadaをつぶしてしまいましたが、カレー味のマッシュポテトです。手前は天かすのようなクリスピーな味に、素揚げの唐辛子。立ち食いスタイルですが、夕方になると結構混雑しています。一皿40RS(約80円)。おそらく女性ですと、ひとつでなかなかお腹一杯です。

3. ラジェンダダバ

病みつき注意?!インドのB級グルメが満喫できる3つのエリア
(画像=『たびこふれ』より引用)

肉好きな皆さん、お待たせしました。肉好きが南デリーにきたらぜひ行ってほしいところがここ!ある意味カオスな所です。というのも、夜になると、この一角に面している通りは車で大渋滞。

小さなパーキングに入りきらず、路上駐車続出です。Rajender Dhavaというお店の系列店が一角に4件も立ち並び、その近隣には、スイーツショップ、バー、酒屋さん、が並ぶ飲食店街です。しかも、ほとんどがテイクアウト。たまりかねて、皆さん止まっているバイクや、地べたで食べる始末。

魚、チキン、マトン、ケバブ、タンドリチキンから、コフタまで、肉のオンパレード。料金はというと、フィッシュフライ220INR(440円)と他のメニューよりは高くなりますが、量が2人分ぐらいの量です。

病みつき注意?!インドのB級グルメが満喫できる3つのエリア
(画像=『たびこふれ』より引用)

正面にどどんとおいてある、マトンケバブ、箸でつまめないぐらいほろほろです。4つ入って240INR(約480円)。ごはんが欲しいぐらい強烈なスパイスと塩気です。がつんと食べたい方におすすめ。

病みつき注意?!インドのB級グルメが満喫できる3つのエリア
(画像=『たびこふれ』より引用)

これは冬の時の撮影ですが、奥にくしがいっぱい並んでいるのをご覧いただけますでしょうか?ここは男性比率が非常に高いので、女子は一人より大人数で、負けないようにオーダーする必要があります。もしくは、インド人のお友達かガイドさんにお願いしてついてきてもらいましょう。