タイ北部の都市チェンマイは、かつてラーンナータイ王国の都が置かれた歴史ある街です。城壁跡と堀に囲まれた旧市街には、景観を損なう様な高層ビルが建てられることもなく、数多くの歴史的建造物と古都の雰囲気が現在に残されています。

旅行ガイドブック等では"百を超える数の寺院"が残る街などと紹介されることの多いチェンマイ。実際に街を歩くと本当にお寺だらけであることを実感します。旧市街ばかりでなく郊外に至るまで、何所に行ってもお寺があるチェンマイは正に"寺院の街"です。旅行者向けの地図等には多くの有名寺院が表記されていますが、その地図上には何も書かれていない場所に突然大きな寺院が現れる、ということが多々あります。その様な特に紹介されることのない(マイナー?)寺院が荘厳で立派なものである事も多く、自分の足で街を歩き回って好みの寺院を発掘する、という楽しみ方もできます。

ここではチェンマイ市の西部から北部にかけて、旧市街内外に建つ寺院のうち有名無名を入れ混ぜた5つの寺院を紹介します。

目次
ワット・プラシン
ワット・ロークモーリー

ワット・プラシン

【タイ】チェンマイの寺院5選
(画像=『たびこふれ』より引用)

チェンマイで最も格式高いといわれる有名寺院です。訪れたのは大晦日の夜、特別な日には特に多くの市民が参詣します。

【タイ】チェンマイの寺院5選
(画像=『たびこふれ』より引用)

ライカム礼拝堂に納められたプラ・シン仏の前は大混雑。タイの人々の信心深さを感じます。

【タイ】チェンマイの寺院5選
(画像=『たびこふれ』より引用)

この日の境内には特別な飾り付けがなされており、美しいライトアップも目立ちます。

【タイ】チェンマイの寺院5選
(画像=『たびこふれ』より引用)

境内各所に特設席が設けられ皆で読経します。席はほぼ満席、やはりここは特別なお寺なのだ、ということを実感しました。

ワット・プラシン

  • 住所:Samlan Rd, Tambon Prasing, Amphur Muang Chiang Mai 50200

ワット・ロークモーリー

【タイ】チェンマイの寺院5選
(画像=『たびこふれ』より引用)

旧市街の北門(チャーン・プアク門)を出て西へ、堀沿いに建つ古い寺院です。巨大な仏塔は1527年建立とのこと。派手さはありませんが格調の高さを感じさせるお寺です。

【タイ】チェンマイの寺院5選
(画像=『たびこふれ』より引用)

寺院内から読経の音が聞こえてきます。門の中を除けば多くの人が集まっていました。外国人旅行者の姿は全くなく、地元住民に親しまれるお寺のようです。

【タイ】チェンマイの寺院5選
(画像=『たびこふれ』より引用)

やはりここでも飾り付け。

ワット・ロークモーリー

  • 住所:229 Manee Nopparat, Sri Phum, Amphur Muang Chiang Mai, Chiang Mai 50200