音楽を聞くだけではなく、通話に使うことができ、オンライン会議でも役に立つイヤホン・ヘッドホン。今や3割以上の人が「完全ワイヤレスイヤホン」を使用していると言われている。使用している人に対して調査を実施すると、ユーザーから支持されているブランドや、最も重視されていることが判明した。また、2022年のメーカー別販売台数シェアや平均単価、愛用者の声をご紹介します。

ストレスフリーなワイヤレスイヤホン、その使用率が判明

MMDLaboは予備調査で18歳~69歳の男女7,000人に、本調査で完全ワイヤレスイヤホンをメインで利用している532人を対象に2023年3月17日~20日の期間で「イヤホン・ヘッドホンに関する調査」を実施した。

イヤホン・ヘッドホンのメイン利用「完全ワイヤレス」が最多、安くなのになぜ?【MMD研究所調べ】
(画像=完全ワイヤレスイヤホンブランドで一番支持されているのは?(MMD研究所調べ)、『オトナライフ』より 引用)

7,000人に対して行った予備調査では、イヤホン・ヘッドホンの所持率は67.6%にのぼることが判明。中でも完全ワイヤレスイヤホンの利用率が34.2%と最も多く、続いて有線イヤホンが30.6%、左右一体型ワイヤレスイヤホンが11.5%だった。また、90.0%がイヤホン、10.0%がヘッドホンをメイン利用していることが判明。イヤホンの利用率が圧倒的だった。

イヤホン・ヘッドホンのメイン利用「完全ワイヤレス」が最多、安くなのになぜ?【MMD研究所調べ】
(画像=(MMD研究所調べ)、『オトナライフ』より 引用)

さらに、完全ワイヤレスイヤホンをメインで利用していると答えた532人に対して、利用しているブランド・メーカーを聞くとAppleが最も多く27.4%だった。次にSONYが21.3%、Boseが9.6%と続いた。

完全ワイヤレスイヤホンの平均単価は決して安くはない

完全ワイヤレスイヤホンをメインで利用している532人を対象に、完全ワイヤレスイヤホンで最も重視していることを聞くと「音質の良さ、音量の大きさ」が23.9%と最も多く、「バッテリーの容量、持ち時間」が14.1%、「コストパフォーマンスの高さ」が8.5%となった。購入の決め手には「性能の良さ」「好きなブランドだから」などの声が上がった。

イヤホン・ヘッドホンのメイン利用「完全ワイヤレス」が最多、安くなのになぜ?【MMD研究所調べ】
(画像=(MMD研究所調べ)、『オトナライフ』より 引用)

一方で、2022年の完全ワイヤレスイヤホン市場を見ると、Appleは「AirPods」シリーズの値上げなどの影響もあって伸び悩んでいる。SONYは2月に発売した新製品「LinkBuds」が好調で、メーカー別販売台数シェアはAppleについで2位。完全ワイヤレスイヤホンの平均単価は年間を平均して1万6000円前後で、決して安い買い物ではない。

それでも「動いている時に使いたい」「コンパクトだから」という理由で支持する声も多く、これからもユーザーの裾野は広がっていきそうだ。

出典元:【MMD研究所】

※サムネイル画像(Image:Amazonより引用)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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