「“極限”で使える実用的な腕時計」を掲げ、最先端テクノロジーを搭載したタフな腕時計を開発・製造するリトアニアのブランド「VOSTOK EUROPE(ボストークヨーロッパ)」。

「タフネスの神髄」を体現する強靱なモデルを多数リリースしてきたが、このたび天体をイメージした本格派腕時計「ケレスアステロイド限定ウォッチ」を発売した。

スペシャルモデル「ケレスアステロイド限定ウォッチ」

ケレスアステロイド・スペシャルエディションは、世界限定1000本のスペシャルモデル。文字盤には0.5mmに薄くカットされたグレーのエルメス大理石を使用する。天然物であるエルメス大理石はひとつひとつ模様が異なるため、同じモデルは存在しない。

インデックスと針は2色のスーパールミノバ蓄光で、暗闇でも高い視認性を誇る。

フェイスは優れた防水性と衝撃耐性で「最強のガラス」と呼ばれるK1クリスタルガラスと、ボストークヨーロッパの耐震仕様ケースによって守られる。

製品はケレスを描いた専用の化粧箱に収められる。ソリッドで力強さの感じられるデザインだ。

太陽系の準惑星「ケレスアステロイド」

モチーフになっているケレスは、太陽系の小惑星帯にある最大の天体だ。その大きさは直径約940キロメートルに及ぶ。

おもに岩石と氷から構成されており、地球上の岩石や金属と成分が類似している。NASAのドーン探査機の観測により詳細な地形が明らかになり、クレーターや山脈、平野、峡谷などの地形が存在することが確認されている。

今回エルメス大理石を採用したのは、ケレス惑星カラーと同色の「エルメス・グレース・ストーン」のイメージからだという。

エルメス・グレース・ストーンは、神話のエルメス・トリスメギストスに由来し、彼が錬金術において使用したとされる石を指す。永遠の命や不老不死の秘密をもつとされ、軌道を周回する惑星の永遠の命にちなんで採用された。

エルメス大理石は、ギリシャのテッサリア地方で産出される、白色または灰色の大理石の一種。古代ギリシャの神話に登場する神ヘルメスにちなんで名付けられた。

美しい青灰色の模様をもっており、古代ギリシャや古代ローマでは彫刻の材料となったり、建物の装飾に使用されたりしていた。

現代では世界中の建築家、デザイナー、芸術家たちに愛され、高級な建築物や家具の装飾、彫刻、芸術作品などに広く使用されている。

バルト三国のひとつ、リトアニアにおいて、町全体が世界遺産の首都ヴィルニュスに本拠地を構えるボストークヨーロッパ。古代文明と宇宙のエッセンスが絶妙に混じり合った、ロマンあふれる腕時計の誕生だ。

VOSTOK EUROPE「ケレスアステロイド限定ウォッチ」
価格:104,500円(税込)
ケース径:47mm×15.4mm
ムーブメント:6S10クオーツムーブメント
防水:200m
VOSTOK EUROPEオフィシャルサイト

(SAYA)