スモークサーモン(トラウト)作りの手順

それでは、いよいよ具体的な作成手順を紹介します。

1日目:魚の下処理~塩漬け

1.レインボートラウトは3枚に捌き刺身用のサクにする。

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタレインボートラウトのサク(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

2.血合い骨は丁寧に取り除く。

3.水気を拭き取ったサク全体に塩、砂糖、ブラックペッパー、ハーブ類を擦り込む。※こまめに手を洗う、ビニール手袋の着用など衛生面に注意。

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタレインボートラウトのサクに擦り込む(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

4.擦り込んだサクをチャック袋に入れ、白ワインやウイスキーで漬け込む。※擦り込んだ塩やハーブ類と混ざって漬け込み液に。

5.空気を抜いて冷蔵庫で1日置いておく。

2日目:塩抜き~乾燥

1.サクを取り出して流水で綺麗に洗い流す。※漬け過ぎて塩辛い場合などはしばらく水に入れて塩抜き作業をすると塩味調整が可能。

2.水気を拭き取り冷蔵庫で風乾燥。※網の上に乗せてラップはかけない。※高吸収の脱水シートがあれば簡単&時間短縮に。

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタ乾燥させたレインボートラウトのサク(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

3日目:燻製~熟成

1.燻製器にスモークチップを入れて燻煙が出るまで加熱。※ピートパウダーがあればスモーク感UP。

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタ スモーカーセット(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

2.燻煙が出始めたら火を弱めてとろ火に。

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタレインボートラウトを燻製中(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

3.乾燥させたトラウトのサクを乗せて約10分。※たまに火を止めて温度が上がり過ぎないように調整する。

4.燻製が完了したら表面に浮いた水分と脂を拭き取る。

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタ燻製させたら水分を拭き取る(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

5.冷蔵庫で1日熟成させ燻香を落ち着かせる。

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタ燻製直後のスモークサーモン(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

4日目:完成

4日かけてやっと完成したスモークサーモンはそのままでも美味しく食べられる最高の味に仕上ります。

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタ熟成させたスモークサーモン(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

よく目にする生のスモークサーモン(冷燻製)とは違ってほんのりと火が通り、炙りサーモンに近い食感です。続けて、このホットスモークサーモンを使って冷製パスタを作ってみましょう。

自家製スモークサーモン冷製パスタ

まずは使用する材料です。

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタ サーモンの冷製パスタの材料(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

材料(2人分)

・作ったスモークサーモン(スライスしておく)
・パスタ2束
・トマト(角切り)1個
・アボカド(さいの目切り)1個
・モッツァレラチーズ(一口大に)1個
・玉ねぎ(新玉ねぎがオススメ・スライス→水にさらしておく)1/2個
・オリーブオイル
・塩・コショウ
・バジルソース
・お好みでイタリアンパセリやスイートバジル(刻む)

調理手順

1.たっぷりのお湯を沸かし、塩(分量外)を大さじ1ほど加える。

2.パスタを表示時間通りに茹でる。

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタ パスタを茹でる(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

3.茹で終わったパスタをザルに上げて冷水で冷やし水を切る。

4.ボウルにパスタを入れ、オリーブオイルを少量回し掛けて混ぜる。

5.パスタをお皿に盛り、トマト、アボカド、モッツアレラチーズを乗せる。

釣魚を使った「4日間かけて作る絶品」レシピ:スモークサーモン冷製パスタモッツァレラチーズ(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

6.スライスしたスモークサーモンと玉ねぎを乗せ、ハーブを散らす。

7.仕上げに塩コショウとバジルソースを掛けて完成。

<杉本隼一/TSURINEWSライター>

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