システムやソフトウェアの開発といった場面で用いられることのある「アジャイル」。
これは、英単語“agile”から来ています。

そこでここでは、ビジネス用語のひとつ「アジャイル」について解説します。

「アジャイル」とは

ビジネス用語「アジャイル」とはどんな意味?「アジャイル開発」とはどんな開発手法となるの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

まずは「アジャイル」という言葉の意味を見てみましょう。

「アジャイル」の意味

「アジャイル」は、英単語の“agile”に由来する言葉です。
その意味は、俊敏なことや機敏なこととなります。

素早いことであったり、頭の回転が速いことを表現する際に用いられることもあります。
もちろん、「早い(速い)」という意味合いで使用する場合もあります。

開発手法のひとつ「アジャイル開発」

ビジネス用語「アジャイル」とはどんな意味?「アジャイル開発」とはどんな開発手法となるの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

アジャイルを用いる言葉として、開発手法となる「アジャイル開発」があります。
ここからは、この「アジャイル開発」の意味を見ていきましょう。

「アジャイル開発」とは

「アジャイル開発」は、システムやソフトウェアの開発手法として現在主流になっている手法のひとつとなります。
要件の定義や計画⇛設計⇛実装⇛テストという開発工程を、機能単位など比較的短期間なサイクルにして繰り返していくのが特徴となっています。

優先度の高い要件から開発を進めていき、

「アジャイル開発」のメリット

「アジャイル開発」は、臨機応変に対応できる開発手法といえます。
なぜなら、一つひとつの開発工程がコンパクトなものになっているからです。

機能ごとに開発されていることもありますので、開発途中に顧客からの要望変更等があっても、全体の開発に影響を与えるといった弊害が生まれにくい環境となっています。
それもあって、仮に不具合が生じたり、仕様の反映間違い・漏れがあっても修正にかかる工数も少なく済みます。

「アジャイル開発」のデメリット

「アジャイル開発」は、その開発方法故に管理やスケジュールという面で全体感の把握が難しくなっています。
また、要望も反映しやすい開発手法が逆に随時変更が入れられてしまうことで開発期間が伸びたり、最初に掲げていた趣旨や目的から大きくズレてしまうなんてことも起こりやすくなっているといえます。